出版社内容情報
自然はその美をほしいままにし、労働は喜びで、強制される教育はなく、議会も裁判所もない社会―詩人、工芸家、政治思想家モリスが、その生涯の経験のすべてを結晶させた名作。
内容説明
詩人モリス、工芸家モリスの生涯のすべてを結晶させた名作。
目次
討論とベッド
朝の水浴
ゲスト・ハウスとそこでの朝食
途中のある市場
路傍の子供たち
ささやかな買物
トラファルガー広場
年とった友だち
恋愛について
質疑応答〔ほか〕
著者等紹介
モリス[モリス][Morris,William]
1834~96。イギリスの詩人、工芸家、思想家。ロンドン近郊の裕福な実業家の家に生まれる。オックスフォード大学エクセター・カレッジに学ぶ。はじめ画家を志すが、やがて工芸家に転向。知人たちと語らって商会を設立、壁面装飾、ステンド・グラス、家具、タイル、染織、金工のいっさいと取り組む。産業革命がもたらした機械の時代を嫌悪し、手仕事と共同作業による、労働と工芸品の質に変革が必要なことを主張した。日本でも台頭期の社会主義運動や柳宗悦の民芸運動などにつよい影響を及ぼした
五島茂[ゴトウシゲル]
1900年(明治33年)、東京生まれ。東京帝国大学経済学部卒。西洋経済史を専攻、ロバート・オーエンを研究。東京外国語大学、明治大学、亜細亜大学教授などを歴任。美代子夫人とともに歌人としても知られる。2003年逝去
飯塚一郎[イイズカイチロウ]
1923年(大正12年)、静岡市生まれ。同志社大学経済学部卒。経済学史、経済思想史を専攻。山梨大学教授を務めた。1986年逝去
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感想・レビュー
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まふ
松本直哉
壱萬参仟縁




