中公新書ラクレ<br> 「モノ言う株主」の株式市場原論

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中公新書ラクレ
「モノ言う株主」の株式市場原論

  • 丸木 強【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121508164
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C1234

出版社内容情報

新NISAで投資への関心が高まったこともあり、株価はバブル期の最高値を超えた。だが「失われた30年」で開いた海外との差はまだまだ大きい。逆にいえば、やり方しだいで成長に転じる潜在力が日本企業にはあるとも言えよう。
それでは、どこをどう変えればいいのか? 
まずは「ふつうの資本主義」を取り戻すことから始めなければならない。しかるに、日本企業は内部留保を抱え、研究開発や新規事業への投資に消極的であり、親方日の丸からの天下りなどガバナンスにも問題が大きい。
著者は、そんな諸課題を抱える企業を相手に「社長はおやめになったほうがいい」と直言してきた国内アクティビスト(モノ言う株主)の代表格。
株式市場と企業経営の本質を喝破するとともに、ピカピカの会社ではなく、あえて改善点が多い会社に投資してきた自らの哲学を明かす。

内容説明

バブル期の最高値を更新した株価。だが30年で世界との差は広がり、日本は「ふつうの資本主義」を取り戻せるか否かの岐路にある。今なお研究開発投資への消極姿勢や、天下り人事等のガバナンス問題がはびこるが、著者は「社長はおやめになったほうがいい」と直言する国内アクティビスト(モノ言う株主)の代表格。市場と経営の本質を喝破するとともに、ピカピカの会社ではなく、あえて改善点が多い会社に投資する自らの哲学を明かす。

目次

1章 アクティビストは「カネの亡者」か
2章 誰のための「買収防衛」か
3章 「ガバナンス」は歪んでいないか
4章 「ステークホルダー経営」の誤謬
5章 なぜ「社外取締役」が重要なのか
6章 「日本型資本主義」から脱却するための、3つの処方箋

著者等紹介

丸木強[マルキツヨシ]
株式会社ストラテジックキャピタル代表取締役。1982年東京大学法学部卒業。野村證券株式会社入社後、主に日本企業や政府関係機関の資金調達案件の引受、大型民営化企業のIPO、邦銀への資金注入に際しての政府関係機関のアドバイザー、米国企業の日本の上場子会社に対する公開買付代理人などの業務を担当。99年、株式会社M&Aコンサルティング(後のMACアセットマネジメント)の創業メンバーの一人として、日本初となるアクティビストファンドの運用に従事。2012年に株式会社ストラテジックキャピタルを設立、代表取締役に就任、同年12月からアクティビスト戦略のファンド運用を開始。国際コーポレート・ガバナンス・ネットワーク(ICGN)メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takehiro

12
アクティビストに対して漠然と良くない印象を持っていたけど、企業価値を向上させるという著者の主張は至極まっとうな気がしました。日本の経営者にはなかなか受け入れられないような気もしますが・・。2025/02/03

turtle

10
元村上ファンド、現ストラテジックキャピタルの丸木さんが書かれた本だけあって、アクティビストがどのような視点で上場企業を見ているか、わかりやすく説明されていました。特に「買収防衛策はバーゲンセールの証でしかない」 と言う部分はヒントになりました。現経営陣の保身でしかない防衛策を取り入れる企業は毛嫌いして、これまで投資対象から外していましたが、逆にここにチャンスがあるとは。社外取締役の役割についても参考になりました。2025/02/22

つまみ食い

6
村上ファンド創業メンバーの一人で、現在別の投資ファンドを経営する著者による、日本の株式市場や会社構造の独自性(主に悪い意味の)の指摘と株主による積極的な経営への介入の重要性を説いた一冊。興味深く読んだが、日本の株式市場や経営の独自性について経済学者などによる通史的な分析やポジティブな点についての研究も読んでみたくなった。2024/07/21

gokuri

6
現役のアクティビストが日本の上場会社の運営に対して率直な物言いで本来の「株式会社」の運営について語る。 ややもすれば、株価の向上がすべてのように読み取れる個所も多くあるものの、いわゆる安定・破たんしない日本的経営は、株価上昇、資本価値向上を目指す株式会社とは異なることを日本の経営者の多くが理解していないことだとしてきされればその通りだ。 株主総会で経営者や社外取締役に質問してみたい項目が満載で大変楽しめまる本です。2024/05/31

いいちゃん07

5
お気に入り様からのご紹介です。著者は、野村證券に入社してキャリアを積み、その後村上ファンド(M&Aコンサルティング)を立ち上げます。なんやらかんやらあり現在独立したファンドのCEOです。 薄い新書ですが、改めて自分の上場企業への印象が歪んでいることに気付きました。自分は株式投資や新NISAをやりません。しかし日経平均と為替変動は気になります。世の中の動きと日本/米国株価指数の連動性を予想するのは面白いです。 さておき、株式会社の定義や、株式上場企業のメリット/デメリットは押さえておきたいです。2025/03/01

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