出版社内容情報
累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。歴史や民族性に触れながら、笑いと風刺でマトリョーシカの中身に迫る!
内容説明
“プーチンが国民への演説で語った。「戦争など恐れることはない。なぜなら、愛国的ロシア人は皆、死んだら絶対に天国へ行けるのだから!」その演説を聞いた天国側は、NATOへの加盟を申請した”シリーズ累計100万部突破のジョーク集、今回のネタは「ロシア人」。恐怖政治、酒好き、文化・スポーツ大国、そして現代のウクライナ侵攻…。歴史と民族性を学びながら、そのお国柄を、今こそ笑い飛ばそう!
目次
第1章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢その1
第2章 笑いによる攻撃 ウクライナ情勢その2
第3章 プーチンとは何者なのか?
第4章 ソ連という壮大なるジョーク
第5章 民族性&社会 酔っ払いか芸術家か?
第6章 国際関係 隠れた親日国?
著者等紹介
早坂隆[ハヤサカタカシ]
1973年愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)をはじめとするジョーク集シリーズは、累計100万部を突破。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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活字スキー
15
いまだ終わりの見えないウクライナ情勢。真面目くさって深刻ぶっていれば良いというものでもないし、むしろ深刻な状況であればこそユーモアは大切であろうとは思う。しかし、「単なる悪口や中傷ではなく、ユーモアを通じての風刺を」と言いつつ、紹介されるジョークはロシア(ソ連)を「愚かな、間違ったもの」として嘲笑うものが多く、個人的にはあまりユーモアを感じられなかった。ロシア(ソ連)の歴代指導者や大きな出来事をざっくり紹介するトリビア集としての面もあったので、読んで損したとまでは言わないけど。2024/06/03
マサキチ黒
7
ロシアでは選挙の自由は保証されている。選挙後の自由は保証されていないが(笑)。2025/01/14
ikedama99
5
くすくすと笑う(大声ではない)のは、内容もさることながら、大きな声で笑えば、何が自分の身に降りかかるかわからないから・・ともいえる。以前のKGBが暗躍していたソ連の感じすらしてくる。ウクライナの話は笑えるが重い。2024/02/25
samandabadra
4
よう集めはったなあ。こういうジョークがソビエトの時と同じように作られている今のご時世は、ある意味不幸なのだろう。一時アネクドートが詰まらないと言い合っていたが、あればあるで幸福とは言えない気がする。モンゴル人のソヴィエト時代末期のロシア人‐ジョーク:川辺で日本人とロシア人とモンゴル人が酒盛りをしていた。酔っぱらった日本人が川に持っていた時計を投げて曰く「こんなもの故郷に帰ればいくらでもある」。ロシア人は手にしていたウォトカを投げた。モンゴル人は手に何もないのでロシア人を投げた。曰く故郷に帰ればいっぱいいる2025/03/01
寒苦鳥
4
ロシアという国を、様々なベクトルからネタにしたジョークを中心に構成されていて、フランクに読める読みものだった。 2025/01/25