出版社内容情報
少子高齢化、自然災害、パンデミックなどネガティブな世相の昨今だが、実は日本は「隠れ幸福大国」である。ただ、バラ色老後のために足りないのは「考え癖」と「行動癖」。この二つを身に付けて幸福をつかみとるための最良テキストが、哲人ラッセルの『幸福論』なのだ。同書を座右の書とする齋藤氏が、現代日本の文脈(対人関係、仕事、趣味、読書の効用、SNSやデジタル機器との付き合い方等々)にわかりやすく読み替えながら、定年後の不安感を希望へと転じるコツを伝授する。なお、ラッセルは九七歳で天寿をまっとうするまで知と平和と性愛に身を投じており、本書は高齢社会のロールモデルとして読み解いていく。
内容説明
何かとネガティブな世相の昨今だが、実は日本は「隠れ幸福大国」なのだ!ただ、バラ色老後のために足りないのは「考え癖」と「行動癖」。この二つを身に付けるための最良テキストが、哲人ラッセルの『幸福論』である。同書を座右の書とする齋藤氏が、現代日本の文脈(対人関係、仕事、趣味、読書の効用、SNSやデジタル機器との付き合い方等々)にわかりやすく読み替えながら、定年後の不安感をポジティブ転換するコツを伝授する。
目次
プロローグ―「不幸の正体見たり枯れ尾花」
1章 「幸福」になる環境は整っている!
2章 「退屈」が人生を豊かにする
3章 私たちはなぜ疲れているのか
4章 高齢者ほど仕事を「楽しめる」時代へ
5章 「孤独」こそ幸福のチャンス
6章 日常の中から「幸福の芽」を見つけよう
エピローグ―災禍の中だからこそ、『幸福論』はいっそう輝く
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学教授。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は教育学・身体論・コミュニケーション論。教職課程で中高教員の養成に従事。『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞受賞)、『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)シリーズ、『新しい学力』『英語コンプレックス粉砕宣言』(鳥飼玖美子氏との共著)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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