出版社内容情報
新型コロナの震源地・中国はなぜ感染を抑え、プラス成長を達成できたのか? 当局はなぜアリババ集団ら巨大IT企業への統制を強めるのか? 米欧を横目に、デジタル防疫・経済成長・デジタル金融の三位一体を実現。覇権的な政治体制だけでは説明できない、重要な経済ファクターがある。民間需要を取り込み、政府主導で建設が進む「数字中国(デジタル・チャイナ)」がその答えだ。ビジネスのチャンスか、経済安保上のリスクか。現地専門家がヴェールに包まれた、“世界最先端”のDX戦略の実態をわかりやすく描く。
内容説明
新型コロナの震源地・中国はなぜ感染を抑え、プラス成長を達成できたのか?当局はなぜアリババ集団ら巨大ITへの統制を強めるのか?コロナ禍にあえぐ米欧を横目に、中国はデジタル防疫・経済成長・デジタル金融の三位一体を実現。そこには覇権的な政治体制だけでは説明できない、重要な経済ファクターがある。民間需要を取り込み、政府主導で建設が進む「数字中国」がその答えだ。日本にとってビジネス上のチャンスか、経済安保上のリスクか。現地専門家が、ベールに包まれた“世界最先端”のDX戦略の実態を描き出す。
目次
第1章 デジタル技術を活用した新型コロナ防疫措置
第2章 中国はどのようにして新型コロナを抑え込んだのか
第3章 変貌するキャッシュレス国家
第4章 新経済プラットフォーマーの光と影
第5章 中国経済はなぜ新型コロナ禍でも成長できたのか
第6章 デジタル国家の未来
著者等紹介
西村友作[ニシムラユウサク]
1974年熊本県生まれ。中国・対外経済貿易大学国際経済研究院教授、日本銀行北京事務所客員研究員。専門は中国経済・金融。2002年より北京在住。10年に中国の経済金融系重点大学である対外経済貿易大学で経済学博士号を取得し、同大学で日本人初の専任講師として採用される。同大副教授を経て、18年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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