出版社内容情報
「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。
人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。
内容説明
「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。
目次
第1章 「鬼滅の刃」ブームにみる現代日本人の心の闇(新型コロナがあぶり出す「メンタル」;四重の格差拡大で追い詰められる ほか)
第2章 人はなぜ、人と会うのか(コロナが一種の「救済」になった人もいて;人に会えないから「楽になった人」と「萎れてしまった人」 ほか)
第3章 危険な優生思想に蝕まれないために(「脳」が脚光を浴びる時代;ちょっと「シンギュラリティ論争」に似ている ほか)
第4章 「同調圧力」と日本人(かつて「忘れられたパンデミック」があった;新型コロナは記憶されるのか ほか)
第5章 息苦しい「組織」「学校」から解放されるために…(子どものみならず、先生まで逃げ出す「学校」という空間;「閉鎖的」で「旧態依然」とした日本型組織 ほか)
著者等紹介
斎藤環[サイトウタマキ]
1961年岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、「ひきこもり」の治療・支援ならびに啓蒙活動。『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『心を病んだらいけないの?』(與那覇潤氏との共著・小林秀雄賞)など著書多数
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。2005年から作家に。05年発表の『国家の罠』で毎日出版文化賞特別賞、翌06年の『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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