中公新書ラクレ<br> 遺伝子命名物語―名前に秘められた生物学のドラマ

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中公新書ラクレ
遺伝子命名物語―名前に秘められた生物学のドラマ

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121507426
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C1245

出版社内容情報

私たちの生命を支える多種多様な遺伝子。その一つ一つに名前がついていることをご存知だろうか。数字とアルファベットを組み合わせた実務的な名前もあれば、「ムサシ」、「ファン・ゴッホ」、「マージャン」、「アイム・ノット・デッド・イェット」など、ユーモアあふれる名前もある。遺伝子の名前を入り口に、発見者となった人々のドラマを覗いてみよう。新発見を目指して日夜鎬を削る生命科学研究の現場の空気と研究者たちの姿を伝えたい。

内容説明

生命科学研究の魅力をドラマチックに紹介!私たちの生命を支える多種多様な遺伝子。その一つ一つに名前がついていることをご存知だろうか。数字とアルファベットを組み合わせた実務的な名前もあれば、「ムサシ」、「ファン・ゴッホ」、「マージャン」、「アイム・ノット・デッド・イェット」など、ユーモアあふれる名前もある。遺伝子の名前を入り口に、発見者となった人々のドラマを覗いてみよう。新発見を目指して日夜鎬を削る生命科学研究の現場の空気と研究者たちの姿を伝えたい。

目次

第1章 日本語(マージャン(麻雀)―「和中折衷」の遺伝子名
カクセイ(覚醒)―研究ツールとしての遺伝子)
第2章 有名人にあやかる(ユーリイ・ガガーリン―ゲノムの中の宇宙飛行士;ムサシ(宮本武蔵)―「二刀流遺伝子」を見出した二人 ほか)
第3章 ひとひねり(アイム・ノット・デッド・イェット(私はまだ死んでいない)―遺伝子を壊して不老長寿に?
ムーンシャイナー(密かに蒸留酒を作る人)―月明かりが照らすゲノムの森の秘密 ほか)
第4章 シリーズ(オギ(雄木)、メギ(雌木)―出会いが生んだ世紀の発見
パヴロフの犬シリーズ―手探りと俯瞰から開けた道 ほか)

著者等紹介

坪子理美[ツボコサトミ]
1986年栃木県生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。同大学院理学系研究科にてメダカを用いた行動遺伝学研究を行い、博士号を取得。東京大学ライフイノベーション・リーディング大学院修了。博士(理学)。専門は行動遺伝学

石井健一[イシイケンイチ]
1984年埼玉県生まれ。2007年東京大学薬学部卒業、2012年同大学院薬学系研究科博士課程修了。カイコを用いた細菌感染症研究に取り組む。2012年に日本学術振興会第二回育志賞、および東京大学総長賞・総長大賞を受賞。専門は微生物学、免疫学、神経行動学、分子遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐々木大悟

1
本書を読む前は「ある程度ルールがあって、たまに面白い名前がでてくる」ぐらいのものと思い込んでいたが、実際の遺伝子命名は割とフリーダムな感じで面白い。遺伝子そのものの性質だけでなく、同じ研究に携わりながら異なる想いを持つ個々の研究者たちの思惑が絡み合う。生物学研究者とその分野の翻訳者の夫婦による共著ということもあり、ポスドクをはじめとする若い研究者たちの現場感もよく伝わってくる。読むのに高度な専門知識は必要としない。目次をみて、目を惹く名前があれば、読むべし。絶対面白い。2022/11/12

(ま)

1
麻雀・覚醒・武蔵・ゴッホ・・・遺伝子の地道な探査と命名への思いと遊び心と 少し情緒的かな2022/02/09

じょ

0
遺伝子扱う側からすると、「変な名前付けやがって…」って思うことが稀にあったけど、それぞれにこんなドラマがあったなら悪くない話だなと思う。今は配列情報からある程度推測できてしまう分、無難な名前が付いてしまいがちだけど、ここで出てきたやつらはその遺伝子への愛情とか情熱がないと付けられなかったものだろうと感じる。ピッタリハマる名前が思いついた時、気持ちよかっただろうな。2022/12/04

Eiko

0
新しい遺伝子が見つかると名前がつくわけですが、基本的には発見者が命名します。子どもに名前を付けるように、遺伝子の命名にも知恵を絞り、こんな機能があるからとか、こんな由来があるからとか、皆さんそれぞれ工夫します。日本人と中国人の研究者チームでとった遺伝子、せっかくだから日本語にしたい、中国語にしたい、とそれぞれの思惑が交錯。そして最終的に「日本語でも中国語でも同じ発音のもの」と決まったのが「マージャン遺伝子」。臨場感たっぷりでなかなか面白かった一冊。2022/01/24

K T

0
地味だけどユーモアあって丹念に調べて書いてくれてます。 2021/11/20

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