出版社内容情報
誰でも買い物にいくときや、思いついたことを紙のきれはしに「メモ」したことや、それをなくして困った経験などがあるだろう。本書は、そんな「ただのメモ」をスマートフォンなどのデジタルツールを気軽に使って、オリジナルのアーカイブをつくり、自分だけの有能な秘書のような存在を手に入れようという提案である。コロナ禍のあとにくる、産業革命にもひとしい技術革新のなかで、本書の提案を今日からはじめれば、充分にそれに備えられるのだ。
内容説明
紙片に「メモ」をとったらその紙片がなくなって困ってしまった。こんな経験が、誰にもあるだろう。忘れないように書きとめたり、ちょっとしたことを思いついて書いたりする「メモ」。本書は、そんなふつうの「メモ」を、スマートフォンなどのデジタルデバイスを使って、気軽にクラウドにあげ、有能な個人秘書のような存在=「超」アーカイブを手に入れようという提案だ。そうすれば、情報洪水の中、来たるべき技術革新の時代を生き抜くことができる。
目次
第1部 「超」メモをとにかく作ってみよう(いますぐ始めよう;「超」メモはどんな役に立つか;紙からの脱却 ほか)
第2部 「超」メモから「超」アーカイブへ(どのようにして目的のファイルを見い出すか?;押し出しファイリングの思想を発展させる;リンクで確実かつ即座に見い出せる ほか)
第3部 「超」アーカイブを駆使する仕事法(私の情報管理法の変遷;マジカルナンバー・セブンを突破する;写真のデータベースを作る ほか)
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年(昭和15)、東京生まれ。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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The pen is mightier than the sword