中公新書ラクレ<br> スマホの中身も「遺品」です―デジタル相続入門

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中公新書ラクレ
スマホの中身も「遺品」です―デジタル相続入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121506757
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C1232

出版社内容情報

スマホやパソコンなどのデジタル機器に遺された、故人の情報を意味する「デジタル遺品」。実際に金銭的価値を持つものが増えた一方、他人では詳細が分からないものが多く、相続の場で問題化し始めている。SNSにネット銀行、生体認証、サブスクサービスの浸透を前に、私たちはどう対応し、準備すべき? 契約者以外がログインすれば違法? 契約者が亡くなれば〇〇ペイの残高は消える? そのスマホ、もはや放置は許されません!

内容説明

故人のスマホやパソコン、そしてインターネット上に遺される「デジタル遺品」。他人では詳細が把握しづらく、かつ金銭的な価値を持つものが増えたため、今や相続の場で問題化し始めている。SNSにネット銀行、生体認証、サブスクリプションサービスの浸透を前に、私たちはどう対応し、準備すべきか?契約者以外がログインすれば違法?契約者が亡くなれば○○ペイの残高は消える?そのスマホ、もはや放置は許されません!

目次

第1章 「遺品2.0」の時代 なぜデジタル遺品は厄介なのか(あらためてデジタル遺品とは;頑張らなければ確認できない ほか)
第2章 インターネット資産―頼るべきは「法」よりも「個」(「家の外」にあるデジタル遺品について;ネット銀行の対応は店舗型と同じ ほか)
第3章 遺族としてのデジタル遺品整理術(デジタル遺品と具体的にどう向き合うか;初期調査はアバウトに ほか)
第4章 遺す立場としての今日から始めるデジタル終活術(まずは「自分だけの城」の再確認から;「客観×主観」で優先順位を付ける ほか)
第5章 「5年先」「10年先」を見据えるデジタル遺品のこれから(5年後、10年後の死とデジタルの関係;10年前のISPは一身専属性が主流だった ほか)

著者等紹介

古田雄介[フルタユウスケ]
1977年愛知県生まれ。フリー記者。名古屋工業大学工学部社会開発工学科卒業後、建設会社と葬儀会社を経て2002年に雑誌記者に転職。2007年からフリーで活動し、2010年からデジタル遺品や故人のサイトの取材を本格化した。死生やデジタルをテーマに多数の記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなみ

25
パソコンやスマホ、インターネット上の遺品や相続の取扱いについて、初心者向けに解説する本。今では、写真もお金もクラウドやネット上で管理しているので、死後に困ることが多そうだ。困らないように、エンディングノートにパスワードや登録サイト等をまとめておかないとと再確認した。2022/03/12

Roko

13
PCやスマホの中の財産、元気なうちに残される人に分かるようにしておくのが大事なことなんですね。そして、今は若くて元気だとしても、ある日突然新型コロナで命を失ってしまうこともあるかもしれない。命を失うところまでいかなくても、身体が不自由になってスマホを操作できなくなるかもしれない。と考えると、文章として残すなり、何らかの策を講じておく必要があるんだなと思いました。2020/06/12

犬養三千代

10
スマホもパソコンもその中身のまま持ち主が死んでしまったら? パスワード?ID?どうなるのだろうというお話。ネット銀行なんてやばそうだ。こんな時代になったんだ。次の時代までは生きていないだろうけど、ちょっとヤレヤレ感がだだよう。2023/01/23

メチコ

10
プライベートな情報が詰め込まれれば詰め込まれるほどセキュリティはより強固となり、結果として難攻不落の城となる。 「生」あるもののための利便性を追求することに前のめりすぎて、「死」により引き起こされる不都合な事象への創造がまったく追い付いていない状態。 最低限、一番近しい人ぐらいには自分のスマホとパソコン(特にスマホ)のロックを解除できるようにしておいたほうが良さそうである。2022/04/20

めぐ

7
情報化社会は誰でも所有しているスマホで大抵の事が出来てしまう。仮想通貨、ネット銀行口座、FX…にも関わらず持ち主の死後は放置されがちな情報端末の中身を遺族が把握する重要性。個人のSNSの管理事情。セキュリティの突破方法からデジタル終活のノウハウまで、遺品化したパソコンやスマホとの向き合い方が解る。いざという時の為に読んでおいて損はない一冊2022/07/03

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