出版社内容情報
あのデザインスキャンダルはなぜ起きた?パクリは全部NG?これからも生き残るデザイナーとは?来たるべき”冬の時代”に備えよ
内容説明
過日、あるデザインが世界を騒がせた。疑惑から炎上し、撤回に至った五輪エンブレムだ。その背後にはデザイナーや業界の勘違いが見え隠れする。必ず類似が見つかるこれから、新しいデザインは生まれるのか?生き残るデザイナーの条件とは?目前に広がる「冬の時代」に備えよ!
目次
1章 だからデザイナーは炎上する―五輪エンブレム騒動を検証する(「騒動」が「炎上」となったのはなぜか;当事者不在 ほか)
2章 インターネットがデザインを変えた(そもそもデザインとは何か;デザインはアートではない ほか)
3章 「パクリ」の呪縛を乗り越える(五輪エンブレム騒動はパクリ騒動;「パクリ」という言葉の危うさ ほか)
4章 生き残るデザイナー、消えるデザイナー(生き残るデザイナー、消えるデザイナー;デザイン業界の曖昧な肩書き ほか)
5章 新エンブレムと「これからのデザイン」(新エンブレム選考過程を考える;新審査委員会はバランス重視に)
著者等紹介
藤本貴之[フジモトタカユキ]
1976年生まれ。東洋大学総合情報学部准教授、日本グラフィックデザイナー協会・正会員。博士(学術)。専門は情報デザイン論、メディア構造論など。北陸先端科学技術大学院大学教育連携客員准教授、合同会社藤本情報デザイン事務所執行役員、株式会社ウィズダムウェブ代表取締役なども兼任。最先端のメディア研究・メディア技術の知見から、企業や自治体を対象としたメディアの設計や情報発信戦略など、実践的プロジェクトを手がける。また社会分析・若者文化マーケティングの成果をリアルビジネスで実践するなど、産官学にわたる幅広い活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
リキヨシオ
nbhd
スプリント
kuma suke