内容説明
なぜ大人数の会議では、言いたいことが言えないのか。おかしな結論が出そうなとき、末席にいる自分はどうすればいいのか。著者の豊富な実体験と心理学の先行研究をもとに、集団による意思決定がはらむ危険性を考察。悩めるあなたが一人でもとれる「戦略」を伝授する。
目次
会議は「戦場」だった
会議への不満はなぜ生じるか
会議のクセを知る
「ロバートルール」を知る
オカモトルールをマスターする
集団討議と多数決の罠
意外に大きい議長の力
傍観者、日和見主義者の見えざる罪
傍観者になるな
属人主義から属事主義へ
責任ある立場となったとき
会議は飛躍のチャンスでもある
著者等紹介
岡本浩一[オカモトコウイチ]
東洋英和女学院大学人間科学部教授。社会心理学者。1955年大阪府生まれ。1980年東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科第一種博士課程を経て社会学博士(東京大学1990年)。リスク心理学を専門とし、わが国の社会技術研究領域創設メンバーのひとり。旧通商産業省技術顧問、文部科学省政策評価有識者会議委員、原子力安全委員会専門委員、内閣府原子力安全委員会専門委員、オレゴン大学フルブライト助教授、カーネギーメロン大学大学院学位審査委員、ISPP(国際政治心理学会)理事、九州電力第三者委員会委員、日本相撲協会「ガバナンスの整備に関する独立委員会」委員、裏千家学園茶道専門学校理事など、内外で多くの要職を歴任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
ophiuchi
らっそ
椎名千歳
concreteseijin