中公新書ラクレ<br> 会議を制する心理学

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中公新書ラクレ
会議を制する心理学

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505453
  • NDC分類 809.6
  • Cコード C1236

内容説明

なぜ大人数の会議では、言いたいことが言えないのか。おかしな結論が出そうなとき、末席にいる自分はどうすればいいのか。著者の豊富な実体験と心理学の先行研究をもとに、集団による意思決定がはらむ危険性を考察。悩めるあなたが一人でもとれる「戦略」を伝授する。

目次

会議は「戦場」だった
会議への不満はなぜ生じるか
会議のクセを知る
「ロバートルール」を知る
オカモトルールをマスターする
集団討議と多数決の罠
意外に大きい議長の力
傍観者、日和見主義者の見えざる罪
傍観者になるな
属人主義から属事主義へ
責任ある立場となったとき
会議は飛躍のチャンスでもある

著者等紹介

岡本浩一[オカモトコウイチ]
東洋英和女学院大学人間科学部教授。社会心理学者。1955年大阪府生まれ。1980年東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科第一種博士課程を経て社会学博士(東京大学1990年)。リスク心理学を専門とし、わが国の社会技術研究領域創設メンバーのひとり。旧通商産業省技術顧問、文部科学省政策評価有識者会議委員、原子力安全委員会専門委員、内閣府原子力安全委員会専門委員、オレゴン大学フルブライト助教授、カーネギーメロン大学大学院学位審査委員、ISPP(国際政治心理学会)理事、九州電力第三者委員会委員、日本相撲協会「ガバナンスの整備に関する独立委員会」委員、裏千家学園茶道専門学校理事など、内外で多くの要職を歴任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

17
ちょっと著者の考え、性格のクセのようなものが端々に出ているのを感じて人によっては読みづらいかもしれませんが、仕事で避けて通れない会議の様々な側面、性質、重要性を改めて捉え直すのに良い一冊かもしれません。2017/02/16

ophiuchi

11
なぜ今回の三菱自動車やVWのような企業の不祥事が繰り返されるのかが分かったように思えた。会議においてNGなふるまいが具体的に書かれていて、そのうちのいくつかは日本で最も重要な会議である国会で、安倍首相がやっていることだった(感情的になるとか)…2016/04/25

らっそ

4
感情的&認知的な属人主義にまみれた私。書き置き:懲戒に限らず、欧米では、手続きに瑕疵がある意志決定は無効というのが原則です/自信のあること、当然だと思うことは、小さい声で言うようにしましょう2016/09/02

椎名千歳

1
会議についての心理学的考察の本。技術というよりも状況や立ち位置についての解説が多かった。読む前に予想した内容とは少し違っていたかも。著者の意見が割と強い内容で少しとっつきにくい印象。2017/03/27

concreteseijin

0
I second2016/10/03

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