出版社内容情報
哲学を重視する理由、原発大国を導く理工系エリート…。ピケティやゴーンを輩出した「世界最強のエリート養成機関」の実態とは?
内容説明
なぜフランスは哲学を重視するのか?原発大国をつくった理工系の実力は?―ナポレオンが設置したポリテクニクや、東大法学部を凌ぐ官僚輩出校ENAなど「世界最強のエリート養成機関」の実態に迫る。『21世紀の資本』のピケティや、カリスマ経営者ゴーンを生み出す秘密とは?
目次
第1章 大学の地位が低い国フランス(ヨーロッパの大学のルーツ;ファキュルテ(学部):パリ大学 ほか)
第2章 エリート養成校グランゼコール(戦前のグランゼコール;現代のグランゼコール)
第3章 リセ―エリート校進学のための準備機関(リセ(後期中等教育)
リセの改革と発展 ほか)
第4章 是か非か?フランス式エリート教育(エリート教育制度が成功してきた理由;エリート教育制度への批判点 ほか)
終章 日本にフランス式エリート教育は可能か(日本は学歴社会なのか;日本の学歴主義の歴史と現実 ほか)
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
京都大学名誉教授。京都女子大学客員教授。1943年、兵庫県生まれ。67年、小樽商科大学商学部卒業。69年、大阪大学大学院修士課程修了。73年、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツでの研究職・教育職、京都大学教授、同志社大学教授などを歴任。専門は労働経済学。早くから日本の格差社会の実態を経済学の観点から指摘してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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