中公新書ラクレ<br> 「おバカ大国」オーストラリア―だけど幸福度世界1位!日本20位!

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中公新書ラクレ
「おバカ大国」オーストラリア―だけど幸福度世界1位!日本20位!

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505194
  • NDC分類 302.71
  • Cコード C1295

内容説明

犬は基本、放し飼い。泥酔文化にドラッグ蔓延。移民に仕事を奪われ、失業保険で暮らす…。そんなオーストラリアは、こんなに幸せな国だった!おバカと幸福、相反する二つが同居する秘密を在住18年の著者が探る。賢い日本、今こそ「おバカ大国」に学べ!

目次

第1章 オーストラリアが「おバカ」と呼ばれるこれだけの事情(体だけ大きな子どものよう;酒をとにかく飲む ほか)
第2章 それでもオーストラリアが幸福な理由(それでも世界で一番幸福な国?;そもそも幸福度指数とは ほか)
第3章 なぜかうまくいってるオーストラリア―国土・国民編(孤立大陸に危機感は無い;オーストラリアの社会 ほか)
第4章 なぜかうまくいってるオーストラリア―政治・経済編(オーストラリアを取り巻く情勢;オーストラリアの経済 ほか)
第5章 「おバカ」大国が教えてくれること(オーストラリアが私たちに教えてくれること;ときには言いたいことを言う ほか)

著者等紹介

沢木サニー祐二[サワキサニーユウジ]
1965年、茨城県生まれ。国際調停人。大学で心理学を専攻後、講談社に入社。編集者として『週刊少年マガジン』、『科学図書ブルーバックス』などを手がける。94年に退職後、オーストラリアの独立移住ビザを取得、現在までシドニーに在住。現地でカンタス航空機内誌の副編集長を経て、編集プロダクションを運営。月刊誌やガイドブック製作などに携わりながら、移住・資産運用・法務サポートなどを行う。現在、日本経済新聞シドニー支局現地記者であり、ニューサウスウェールズ州治安判事、オーストラリア全国調停人協会認定調停人、英国仲裁人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

223
オーストラリアって面白い国だなと思った。普通に「労働者にコスト、経費削減の意義を説明してもみんな意味が分からない。」辺りの下りに笑ってしまった。だからいきなりリストラなどの人件費削減の方になるらしい。しかしみんながみんな気楽に生きている社会というのは中々日本では実現出来ないけど、こうなればいいのになと思った。2015/04/04

mazda

32
初めは「ほんと、バカだな」とか思いながら読んでいましたが、幸福度の話になると、もしかしてこっちの方が賢いんじゃないの?、と考えが変わりました。しかしまあ、書いてある通り、オージーは働かない!11時くらいにわらわら来たと思ったら昼食食べて、昼も少し経ったと思ったら卓球大会。いつ働いてんの?、と感じるくらいでしたが、どうやらそれが普通のオージーみたいですね。言いたいことを言って、つまらないことで悩まない、そしてストレスフリーの生活を送る、というのは、人間らしい生活なのかも知れません。2015/12/08

うずら

13
読書メーターで見かけて気になった本。かなり誇張しているんだろうけどおおらかさでパワフル重視の国民性、読んでいて笑えました。価値観の軸をちょっと動かすだけで幸せ度がアップする。シンプルにストレートに。「へっ、ビールでも飲むか」2015/09/28

佐藤一臣

12
移民の国の実態がよくわかります。オーストラリアの国民性というよりも多種多様な人の集まりの国では、大きな差異にこだわっていたら生きていけないのかなと思いました。日本は単一民族なので、国民に差異がほとんどないので、人と違うことをやって生きるには非常に酷な環境です。少しでもオージーな生き方を取り入れていかないと日本人はストレスで潰れちゃいますね。TPPの交渉がうまくいかないのがよく分かります。2016/07/01

いづむ

10
読んでいて、あーわかる!と思うオーストラリア人達の傾向はあるけれど、ちょっと誇張が見られるし、著者の限られた経験からそこまで言うのはいきすぎかな、と思うところ多々。幸福度の高さの理由はどこにあるのか、もう少し分析が欲しかった?(購入本)2015/06/12

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