中公新書ラクレ<br> バカ学生に誰がした?―進路指導教員のぶっちゃけ話

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中公新書ラクレ
バカ学生に誰がした?―進路指導教員のぶっちゃけ話

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121504548
  • NDC分類 375.2
  • Cコード C1237

出版社内容情報

「アホ大学のバカ学生」になるのは必然? 全国の高校5060校に必ずいる「進路のセンセイ(進路指導教員)から見た大学進学の裏側

内容説明

「アホ大学のバカ学生」になるのは必然!?最低限の教養もないバカ学生を送り込む高校に憤る大学教員、様々な試験方式を繰り出してくる大学に翻弄される高校教師、その狭間で混乱する生徒たち。全国の高校5060校に必ずいる「進路のセンセイ」の目から大学進学の舞台裏を暴く。

目次

第1章 大学は「バカ学生」にうんざり(「バカ学生」を生み出したのは誰なのか?;コミュニケーション能力不足は高校以前の問題? ほか)
第2章 大学選びの裏側で何が起こっているのか?(どの大学を選んだらいいのかわからない;入試の種類が多すぎて―推薦・AO入試編 ほか)
第3章 進路のセンセイって何者?(高校生はどのように「指導」されてきたか?;進路のセンセイのゲンジツのお仕事)
第4章 親とのバトルロワイヤル(進路指導がうまくいくかは親次第;プロ進路指導教員から親が学ぶこと)
第5章 未履修問題が高校教員を殺す理由(自殺者まで出す「未履修問題」;学習指導要領を守っていると受験指導ができない ほか)

著者等紹介

新井立夫[アライタツオ]
文教大学情報学部准教授。1959年愛知県名古屋市生まれ。名古屋商科大学卒業。大手ゼネコン会社に6年間勤務。静岡県立高校で19年間勤務。進路指導主事として「進路未定者ゼロ」を実現した後、大学教員に

石渡嶺司[イシワタリレイジ]
大学ジャーナリスト。1975年札幌生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年より現職。大学、就活、転職、教育が主なテーマ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

16
みんなでしました。2014/07/06

りの

8
学生について触れているのは15ページ程の第一章のみ。大半は、高校の進路指導教員のグチや悩み、進路指導の裏事情・大学や専門学校の広報内容のカラクリなど。受験生の親の立場で興味深く読みました。実体験について、こういうことだったのか…と納得しました。2014/08/14

カナン

7
薬学部なのに、高校で生物を履修していなかった学生がいるなんて、どんな受験方法なの?ありえん。それで、大学の授業についていけるわけがない。大学教員も大変だ! それに、1度の試験で全学部を対象にする試験法式も問題だと思う。引っかかった学部に入学してしまうので、落ちこぼれ決定。さらに、付属高校から来る学生も、マジで問題あり。よく入れたな?と首をかしげたくなる学生毎年たくさんいる。(某大学の職員です)2024/10/10

ななえもん

7
大学生協で。進路指導担当ではないけれど、高校教師の駆け出しですから、気になる話題。筆者が「バカ生徒」の一例として挙げていたのは、大学オープンキャンパスでの、生徒の「物乞い」。うわぁ鮮明に思い浮かぶよー。「大学=テーマパーク」という思い込みを、与えてしまうかもしれないよね。「タダでジュースが貰えて、学食でのランチも無料。大学、スゴイ♡」で終わりそう。大学とは何をする場所なのか、最低限、考えられる生徒を育てたいな。2013/07/22

Nobuko Hashimoto

6
石渡氏の本は何冊か読んでいます。タイトルや文体がああなので、トンデモ本扱いされたり、毛嫌いされたりする率が高そうですが、結論や提言は意外に(?)まっとうで、うなづけることが多いです。2013/06/04

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