内容説明
2009年の豚インフルエンザの流行は、空港での検疫、マスクの不足などで日本を騒がせた。しかし、H5N1鳥インフルエンザが流行した場合、全世界の死者は10000万人を越える可能性がある。本書では、世界中から取材した情報を駆使してその危険性を警告し、対策を提示する。
目次
知られていない、パンデミックインフルエンザの真の怖さ
忘れられたパンデミックインフルエンザの脅威
H5N1鳥インフルエンザの世界への拡大過程
人為的に作製された生物兵器となり得る致死的「H5N1ウイルス」
予想されるH5N1新型インフルエンザによるダメージ
殺人H5N1インフルエンザのホット・スポット
2016年ないし17年には致死的パンデミックが起き得る?
日本における状況
死のウイルスから逃れるための手段
季節性インフルエンザ予防対策が全ての基本
H5N1以外の気になるインフルエンザウイルス
著者等紹介
外岡立人[トノオカタツヒト]
1944年小樽市生まれ。69年、北海道大学医学部卒業。医学博士。76~79年、北海道大学小児科にて小児血液疾患の研究と臨床に従事。79~81年、ドイツのマックス・プランク免疫生物学研究所で基礎免疫学を研究。2001~08年、小樽市保健所長。08年から新型インフルエンザを中心とした医学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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