内容説明
安倍晋三以降、民主党政権に至るまで満足にリーダーシップを発揮できず、短期間で総理が辞任している。歴代の総理に有って、彼らに欠けているものは何か。ベテラン新聞記者が、間近で接した三木武夫、中曾根康弘、小泉純一郎らの政権の運営・外交等の内幕と意外な素顔を描き出す。
目次
第1章 中曾根康弘にみる「王道の政治」
第2章 福田赳夫にみる「清貧の政治」
第3章 大平正芳にみる「韜晦の政治」
第4章 三木武夫にみる「説得の政治」
第5章 竹下登にみる「無限包容の政治」
第6章 宮沢喜一にみる「知性の政治」
第7章 橋本龍太郎にみる「正眼の政治」
第8章 小渕恵三にみる「謙譲の政治」
第9章 小泉純一郎にみる「無借金の政治」
著者等紹介
橋本五郎[ハシモトゴロウ]
読売新聞特別編集委員。1946年秋田県に生まれる。70年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、読売新聞社に入社。論説委員、政治部長、編集局次長を歴任し、06年より現職。10年余にわたって読売新聞の書評委員を続けている。またNTV系「ズームイン!!SUPER」に出演し、政治・政局解説を務めた。「万年筆ベストコーディネイト賞2008」特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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