内容説明
深刻なデフレ、若者雇用の悪化、自治体財政の危機、国債依存問題、希望なき社会…政治の劇的な現象には、すべて底流に経済の劇的な変化がある。本書は「政治的解決が必要」と思われる多くの現代的問題について、経済の「大変化」にまで立ち戻って、縦横に記す。
目次
第1章 いずこへ日本経済
第2章 政権交代で何が変わるのか
第3章 政権交代の裏側で何が起こっていたか
第4章 官僚に依存した自民党政治
第5章 マドリング・スルーの時代が続く若年雇用
第6章 衰退する日本経済と成長戦略
第7章 デフレ経済からの脱却
著者等紹介
白川一郎[シラカワイチロウ]
追手門学院大学経済学部教授。1943年生まれ。慶應義塾大学経済学研究科修士課程卒業。経済企画庁調査局審議官を経て、2005年より現職。(株)四国化成工業社外取締役兼務。日本景気循環学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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