内容説明
歌手、ジャーナリスト、医師、NPO代表、高校生平和大使…親世代の記憶・体験を受け継ぎつつ、人生のテーマに挑戦する人びとの軌跡。原爆投下から65年。親世代の思いをバネに世界に向けて発信する「被爆二世」の活動を紹介。
目次
第1章 “被爆二世”として生きる(祈り―歌手・佐々木祐滋さん;「イラクのヒロシマ」で原爆展―ビデオジャーナリスト・玉本英子さん ほか)
第2章 被爆二世問題とは(被爆者と被爆二世;「第五の被爆者」への遺伝的影響)
第3章 アジアとの連携(韓国で原爆写真展―二世教職員の会・平野伸人さん;韓国の被爆二世たち)
第4章 こころのヒバクシャたち(“微力だけど無力じゃない”―高校生平和大使;ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト ほか)
著者等紹介
中村尚樹[ナカムラヒサキ]
1960年、鳥取県生まれ。九州大学法学部卒業。NHK記者として被爆者や医療問題などを取材し、岡山放送局デスクを最後に独立。現在はジャーナリスト。非常勤講師として、法政大学で「平和学」を、大妻女子大学短期大学部で「世界の中の日本」「日本語(読解)」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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