内容説明
政治家・鳩山由紀夫と、由紀夫・邦夫の兄弟へと至る、近現代史のなかの鳩山家四代を描出。人物像や人脈、閨閥などを明らかにし、秘話や証言も交えて活写した書き下ろし作品。
目次
第１章 鳩山家四代の系譜（音羽御殿と初代・和夫；直系四代への血脈；由紀夫と邦夫の二兄弟；コンプレックスの呪縛；華麗なる閨閥と「女系」四代）
第２章 鳩山農場と鳩山家（開拓農場主・鳩山和夫；農場と恋文と鳩山一郎；小作入植者の反乱と鳩山家；鳩山由紀夫と鳩山神社）
第３章 鳩山由紀夫の原点（一郎と威一郎の影法師；禅譲を迫った「赤坂の秘談」；敵を欺くにはまず味方から；再生産される由紀夫物語）
第４章 鳩山由紀夫の変節（マンガンを手にした宇宙人；幻の北海道知事選挙；鳩山由紀夫後援会崩壊す；北の大地の異邦人）
第５章 リベラリズムの風（奔放の家風；「日本のケネディ家」の資産；友愛精神とはなにか）
著者等紹介
森省歩［モリセイホ］
１９６１年北海道えりも町生まれ。８５年慶應義塾大学文学部仏文科卒。出版社勤務を経て、９２年にジャーナリストとして独立。以後、月刊誌や週刊誌を中心に政治や経済など幅広いテーマで記事を発表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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佐島楓
10
民主党政権に交代した直後に出版された本。その後の鳩山氏批判を裏付けるような、結果的に予言ともいえる内容になってしまっている。鳩山農場や出馬するときのごたごたは知らなかった。しかし血縁とは皮肉なものだ。2013/01/24
mitei
10
鳩山家がとても名門だということはわかった。しかし由紀夫は政治家としての資質がちょっと・・・って思った。2010/11/16
あらあらら
7
いったりきたり読みにくい！古いひとから順番に書いて欲しい。あの時は政権交代しても仕方ないが鳩山が首相にしてはいけないと思ってたがその通りになった。さきがけで自民党を復活させたくせに政権交代をいってたボンボン。いずれ五代目が出てくるのか？それを許すのかは国民の判断だけど。2014/10/22
おらひらお
3
2009年初版。鳩山さんの系譜の話です。やや繰り返しが多く、軽いのですが、四代続く政治家の家系の概略を知ることはできます。政権交代時の選挙では期待していたのですが・・・。2013/09/04
Humbaba
1
2010年1月時点における総理大臣である鳩山由紀夫氏がどのようにして育てられ、また、政治家としてのし上がってきたのかをまとめたもの。2010/01/15
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