中公新書ラクレ
対話力

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121503282
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1236

出版社内容情報

「文章術の神様」と「図解の教祖」が、豊富な体験をもとに現代の若者に失われたコミュニケーション力の再生を、具体的に提案する

内容説明

文章術と図解法。ともに「他人に何かを伝える」ためのアプローチの方法である。その両分野での「神様」と「教祖」がタッグを組み、現代の若者に向けて対話力の再生を具体的に提案する。

目次

第1章 対話力強化のメリットは、はかりしれない(樋口裕一;久恒啓一)(就職面接で失敗した話;力のなさを知る ほか)
第2章 原点としての昭和30年代(樋口裕一;久恒啓一)(九州・中津;異質な人たちがひしめき共存していた ほか)
第3章 対話力を構成する三要素―理解力・企画力・伝達力(久恒啓一)(企画力は、絶えまないシミュレーションで磨く;ロールモデルを見つける ほか)
第4章 対話力アップとは、理解力と論理力を磨くことである(樋口裕一)(「理解力」と「論理力」;自分と異なる価値観を理解すること ほか)

著者等紹介

樋口裕一[ヒグチユウイチ]
作家、多摩大学教授。1951年、大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。立教大学大学院博士課程修了。91年に小論文・作文通信指導塾「白藍塾」を設立する一方、若者たちの学力低下、思考力減退に危機感を抱き教育問題について発言を続けている

久恒啓一[ヒサツネケイイチ]
NPO法人知的生産の技術研究会理事長、多摩大学教授。1950年、大分県生まれ。九州大学法学部卒業。73年、株式会社日本航空に入社する。ビジネスマン時代から「知的生産の技術」研究会に所属して著作活動を展開。日本航空を早期退職後、宮城大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

142
知人にご紹介いただき、理解力、企画力、伝達力について仕事場の演習で利用させていただきました。人間に伝達する力がないのでプログラマになったので、伝達力の弱いのは職業病と自覚しています。班で仕事をするときには、得意な人の力を伸ばすのに役立てようと思いました。 2014/03/13

里馬

9
'事業仕分け'をちらっと見て感じた、「議論のプロである、日々議論を行っている国会議員と、現場職員で討論しても分が悪く、不公平では?」という疑問をゼミの先生に話したら議論なれしてない事がそもそも問題(民間企業と異なり必要性を他者にアピールできないから・アピールする必要がないから・アピールできる事を日々していないから)なんだと諭されました。或いは国会議員は特にプロでもないよ、とも。僕は中身のある事を魅力的にアピール出来る大人になりたいですが、その夢が潰えた時は、準じて中身の無い事でも(相手がそう思っていても)2010/06/03

タチバナ

3
壊滅的に対話力、というかコミュニケーション力がないので読んでみました。社会に出ると本当に対話力の重要さに気づくのですが、なかなかうまくいかない。素質がないんだとあきらめてましたが、努力しないと身につかないものなんですね……。2014/12/11

ちーえみ

2
対話の捉え方は様々で、久垣さんは理解力、企画力、伝達力の三要素によって構成されており、樋口さんは理解力と論理力を磨くことで対話力がアップするそう。対話力に「企画力」が含まれる考えは新鮮だった。著者2人は、生きる為には対話力こそが大事であるというけれど、確かに異質なものに囲まれる時代に生きる人には、異質性を前提とした対話力は欠かせないのかな〜。でも何でもかんでも対話力て感じがするのには違和感。 この類の本は読んだことがあまりないからいいのかどうか分からない、ということで新書を読む機会を増やそうかなと考え中。2017/05/25

2
「自分は他者との関係で『つくられて』いくのです。」2012/05/08

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