出版社内容情報
お互いにうやむやにせず、主張しあったほうが理解しあえる――。
いま日本人はしっかりと、韓国人に「つっぱる」必要がある! 日韓関係がぎくしゃくしているなか、韓国人(在日を含む)の友人や知人より、仕事やプライベートな場で、戦争責任や竹島、靖国問題など日本人の歴史認識について論議する場面はあるはず。そんなとき、どう「話し合えば」いいのか。日本を卑下することなく、相手をおとしめたり疑心暗鬼にすることなく、満足いく対話をするために必要なこととは。必要だけどこれまであまりなかった、アジア民間交流学の本。
内容説明
仕事やプライベートな場で、韓国人と友好的対話をするために。感情的にならず自国を卑下せず、歴史認識や社会状況による誤差を埋める術を、前著で論議を呼んだ元大使館員が指南します。
目次
韓国人と対話するための10か条
第1章 日本との関係(日韓併合とその後の日韓関係;竹島問題;日本海呼称問題 ほか)
第2章 基本的問題(現代世界における他国との共生の問題;愛国心;民族主義 ほか)
第3章 韓国の背景(韓国の歴史背景;韓国内部の思想・階級闘争;韓国の社会背景 ほか)
著者等紹介
渡部昌平[ワタナベショウヘイ]
在韓国日本大使館(厚生労働担当)書記官として、2002年1月から約3年2ヶ月間勤務。1971年、北海道生まれ。94年、国際基督教大学教養学部卒業。96年、明星大学大学院人文学研究科心理学修士課程修了。同年4月、労働省(当時)入省。職業安定局業務調整課職業紹介係、同民間需給調整事業室政策係長等を経て、現在、ハローワーク飯田橋雇用開発第一部長。韓国語能力試験6級(最上級)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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