出版社内容情報
「アハ!体験」等の研究で脳科学の世界の最前線を走り続けるモギ先生。氏の最新進化形を伝える“もっともわかりやすい脳の中の話”本。
内容説明
お笑いブームから憲法、ウニの味からIT社会まで。世界に満ち溢れる多様な“クオリア”を愛でつつ、すべてを脳から見つめ、真の様相を明らかにする。ダイナミックな思考の光が漲る一冊。
目次
第1章 脳の中の「私」は宇宙よりも広い(笑いを支える安全基地;低俗にして高尚な「私」 ほか)
第2章 他者と関わることではじめて得る自由と不自由(見える才能と見えない才能;脳にとっての「最大の報酬」 ほか)
第3章 「日本」というシステムは思考の糧となるのか?(「脳化社会」の思わぬ弊害;数字過信の恐ろしさ ほか)
第4章 そこに、多様性の海が開けている(正義の味方は、なぜ男なのか;「紫のふくさ」と「バンザイ!」 ほか)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。1962年、東京都生まれ。85年に東京大学理学部、87年に同大学法学部を卒業。92年に同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程を修了し、理学博士となる。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。ほかに、東京工業大学大学院客員助教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)など。2005年、『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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