出版社内容情報
「少子化問題」につきまとう違和感。その元はどこにあるのか? 身近な疑問に答えて、少子化の「何かヘン」をジョークでズバリ斬る!
内容説明
「少子化問題」につきまとう、かすかな違和感。その元はどこにあるのか?少子化に関する身近な疑問に、専門家がジョークでお答えします。少子化問題の隠れたホンネが見えてくる一冊。
目次
第1章 少子化の現状と認識(少子化とは;言葉の意味が変わってきた;少子化がもたらす影響)
第2章 未婚者側の少子化要因(現在中心主義のライフスタイル;女性の要因、男性の要因)
第3章 夫婦側の少子化要因(ライフスタイルの変化;新結婚神話の普及)
第4章 全般的対策を考える(態度の変容;もっと現実的な対策を;結婚対策の充実)
第5章 全体的対応を考える(見方を変えれば大丈夫;女老外で少子化を補う)
著者等紹介
坂井博通[サカイヒロミチ]
1955年富山県生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学院卒。厚生省人口問題研究所勤務を経て、埼玉県立大学保健医療福祉学部教授。専門は少子高齢化社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
生ハム
10
「国が滅びないために、国民が大変苦労しなくてはならないとしたら、国など無くなる方が良いではありませんか?」 「幸せだと思える時間が長かった方がより幸せなのです。たくさん笑った方が勝ちなのです。悩むよりは脳天気になる方を選びましょう。」「親はあっても子は育つ」「気は優しくても力ずく」 「女は多夫でなければ生きられない」 「身頭メーキャップすれば君もまた美し」 「年金飢饉」「窮窮医療」 良いセンスしてますな。2013/04/09
モーリー
2
【流し読み】多様化社会の中で何が良くて何が悪いのか、情報に振り回され混乱するばかり。多様化の先には何があるだろう。突き抜けると人間の共通部分に帰ってくると思う。本書は「少子化」をテーマにしているが、生きるとは?自分の考え方を再認識させられる。共通部分を如何に繋げられるか、試行錯誤が必要だ。2016/04/29
ほるひす
1
少子化問題についてジョークを交えながQ&A方式で書かれた本で堅苦しくなく読みやすかった。少子化というものがいろいろな問題から生じていて簡単には解決しない事がわかった。2013/02/21
銀木犀
1
私も少子化に貢献している自覚があるが(未婚子無)子供を産みたくない・産めない理由はそこそこあるので、このQ&A方式だとあまりジョークに感じないものも多い。まあ政府が何かしてどうなる人もいるけど、事情や体質で産みたくないや産めない人もいるからねー2011/04/23
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0
「結婚という言葉はWEDDING。I(わたし)よりもWE(わたしたち)が先に来る」というギャグは面白かった。2020/02/08
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- 洋書
- Rebellion