中公新書ラクレ
わが人生記―青春・政治・野球・大病

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  • サイズ 新書判/ページ数 273p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121501981
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1295

内容説明

戦時に送った暗い青春期、若き新聞記者時代の活躍から夫婦の大病の体験まで、波瀾万丈の人生を回想した本書は、政治、マスコミ、プロ野球問題にも筆が及んで、戦後史の貴重な証言となった。

目次

第1章 新聞記者修行
第2章 暗かった青春時代(共産党体験が残したもの;恩師出隆と『哲学以前』 ほか)
第3章 政治家と指導力(小泉首相に友情をもって直言する;指導力と政治宣伝の理論)
第4章 プロ野球(2004年夏の騒動とは;私のプロ野球改革論―聞き手・小林至)
第5章 老夫婦の大病記(私のがん手術体験記;老いた病妻をいとしむ)

著者等紹介

渡邉恒雄[ワタナベツネオ]
1926年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒。50年読売新聞社入社。ワシントン支局長、取締役・論説委員長などを経て、91年に代表取締役社長・主筆。2005年10月現在、読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆、読売巨人軍代表取締役会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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澤水月

16
野球再編の頃のナベツネ叩きや今後のビジネスモデルについて、東大卒プロSB要職の小林至に自らをインタビューさせる(本書は05刊行だが18年、J運営についてガチ喧嘩していた川淵三郎と対談、電撃和解。悪者呼ばわり楽しむフシ?)。小泉の劇場型ポピュリズム批判。戦前〜戦後の貧困、共産党での苛烈体験、自身の癌闘病、愛情ダダ漏れ愛妻の認知症発症介護…下ネタ含め硬軟で構成、文のうまさ迫力ありすぎひとタラシ…ポピュリズム咀嚼利用?ここから14年、死亡説一蹴スタスタ歩き…新聞の軽減税率適用すぐに読売値上げ。自伝評伝更新希望2019/01/28

Humbaba

7
新聞界,そして野球界のドンとも言える渡邊恒雄氏.なにもないところからそこまで上り詰めることができたということは,それだけ様々なことを経験しているということでもある.2012/10/31

天然ゆるゆるパーマ

2
小泉政治に対する考え方も、医療等への予算付与も、プロ野球の発展も、わりと同じ意見やのに、なんでこの人のこと嫌いなんやろかwなべつねへの見方が変わった本です2011/11/05

くらぴい

1
ナベツネ氏は少年時代は成績優秀で、哲学や音楽に親しんだようです。戦後軍への反発から共産党活動に走るが、読売新聞入社後は特ダネ記事を量産、政治部に移り、保守合同や中曽根氏との連携で著書を重ね、運動体験がないがプロ野球の統率者となり、民主党政権時には大連立の裏方を画したりしました。2019/06/01

owawamure

0
実に興味深い本。最後の奥さまとの話が特に素晴らしい。2013/04/04

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