出版社内容情報
表現者として僕らが身につけておくべきものは、メディアを使いこなして情報の海を泳ぎ切る「技」、つかんだ真実を伝えるために多くの言葉を自在に紡ぐ「術」、虚実の間をうまく立ち回る「芸」。上達のカギは「ルポルタージュ」にある! 生活にしのびこむインチキに怒り、メディアが垂れ流す嘘っぱちを嘆き、それでも文章の力を信じている読者に贈る、情報化社会で生き残るための特別講義。―その「文章術」で、満足ですか?
内容説明
調べる技、伝える術、魅せる芸。表現上達のカギは「ルポルタージュ」にあった―巷にあふれる「文章読本」に飽き足らない書き手たちに贈る、情報化社会で生き残るための特別講義。
目次
「技」の章(調査篇)(書を捨てずに街に出よう(文字資料調査のノウハウ;デジタル情報調査のノウハウ)
取材という技術
参与観察とアンケートサーベイ)
「術」の章(執筆篇)(「語彙の王」になる!―語彙と表現;日本語構文論序説;名文家になりたい! ほか)
「芸」の章(映像篇)(映像情報とのつき合い方;「ウソはマコト」の虚実皮膜論)
おわりに、そして、あるいはざる蕎麦の欺瞞性について
著者等紹介
武田徹[タケダトオル]
1958年生。ジャーナリスト。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了後、分析的・批評的手法を特徴とするノンフィクション作家、評論家に。執筆と並行して複数の大学でメディア表現関係科目を担当、03年10月からは東京大学先端科学技術研究センター特任教授(科学ジャーナリスト養成コース)を兼務。『流行人類学クロニクル』(日経BP社)で2000年度サントリー学芸賞受賞
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感想・レビュー
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