出版社内容情報
構造改革の「抵抗勢力」と非難される霞が関だが、自ら変革を試み、新たな「公」を模索する中堅・若手がいた。
内容説明
「抵抗勢力」霞が関に、内部変革を進め、新たな「公」を模索しようとする30代・40代の官僚がいた。小泉改革の中で各省庁が直面した課題を軸に、官僚たちの具体的動向を探る最前線ルポ。
目次
総論 官僚制を壊す官僚たち(国家機関のなかの個;組織人の壁 ほか)
第1章 金融庁―対りそな公的資金注入が破った壁(新日本監査法人;紳士との面談 ほか)
第2章 国土交通省・農林水産省―「政・官・業」利権構造の壁(国土交通省―握りつぶされた道路公団改革案;農林水産省―「脱・生産者偏重」の農政に向けて)
第3章 財務省・外務省―溶解する意思決定の中軸(財務省―国益を見失った「最強」の官僚集団;外務省―難民問題先送りの代償)
第4章 文部科学省・法務省―基盤整備の改革に挑む官僚たち(文部科学省―四面楚歌の「ゆとり教育」;法務省―司法制度改革は「革命」となるか)
著者等紹介
宮崎哲弥[ミヤザキテツヤ]
評論家。研究開発コンサルティング会社、アルターブレイン副代表。1962年福岡県生まれ。慶応義塾大学文学部社会学専攻卒、同大学法学部法律学科中退。広告代理店を経て執筆業を開始。同時代批評、大衆思想批判、政治哲学を主領域とする評論を発表。テレビやラジオでも活躍中
小野展克[オノノブカツ]
共同通信社経済部記者。1965年北海道生まれ。慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。旧建設省、文部省、運輸省、大蔵省、金融庁、日銀などを取材
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