内容説明
閉塞感をもたらしたものは「常識」だ。バブル崩壊後に起きた逆さまの認識をことごとくひっくり返し、身の回りと日本を見直すことで、本当の豊かさを享受する道すじを明らかにした待望の書。
目次
第1章 すべてが逆です(「僕はバブルのときに楽しさを味わった。あんな楽しいことはなかったと思っている。どこが悪いのかね、と」;「年金は取られてももらえるとは限らない。だいたい人に金を預けてしまって、それが必ず戻ってくると思っていることじたいが、甘いのだ」;「人類の夢であった不老長寿の達成と過剰な競争社会の解消を、僕たちはなしとげた。それこそが少子高齢化だ。こんなにめでたいことはない」 ほか)
第2章 常識の壁(「常識」は無知が支えている;そんな心配をしてどうなるのか;感情むき出しはかえってすがすがしい ほか)
第3章 正常になるために(景気は本当はもうよくなっている;少子化などそもそも心配する必要はない;専業主婦こそ豊かさの証拠。尊重すべき宝です ほか)
著者等紹介
菊池哲郎[キクチテツロウ]
1948年福島県生まれ、東京大学法学部卒。毎日新聞社に入社。千葉支局、エコノミスト編集部、経済部、ロンドン特派員など経て1997年東京経済部長、2002年6月より論説委員長。この間、政府税調特別委員も務める
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