中公新書ラクレ
アイドル政治家症候群―慎太郎、真紀子、康夫、純一郎に惹かれる心理

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121500748
  • NDC分類 312.8
  • Cコード C1211

内容説明

特定の政治家に寄せられる熱狂的な支持。高い人気の秘密は一体何なのか。彼らのパーソナリティーを、最新の理論を用いて徹底的に分析し、同時に新しい政治現象を検証する。

目次

田中康夫と演技性パーソナリティー(「目立ちたい」人たち;人格障害理論の巨人テオドア・ミロン ほか)
田中真紀子と否定性パーソナリティー(受動的‐攻撃的パーソナリティーから否定性パーソナリティーへ;すね者パーソナリティー―不機嫌で扱いづらい人たち ほか)
石原慎太郎と反社会性パーソナリティー(「反社会性パーソナリティー」と「加虐性パーソナリティー」とのブレンド;「反社会性パーソナリティー=犯罪者のパーソナリティー」ではない ほか)
終章 抑うつの美学からアイドル政治家症候群へ―小泉首相と中心気質に関する付論(政治的熱狂の始まり―小泉政権;抑うつパーソナリティーではなかった小泉純一郎 ほか)

著者等紹介

矢幡洋[ヤハタヨウ]
1958年東京都に生まれる。京都大学文学部卒業。精神病院の相談室長などを経て、現在、矢幡心理教育研究所所長、桜美林大学オープンカレッジ講師、臨床心理士、作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

no_sense

0
田中康夫、田中真紀子、石原慎太郎、小泉純一郎のパーソナリティ分析から新しい政治現象について考察している。パーソナリティ分析というものについてもっと知りたくなった。。著者も書いている通り紹介されている言動がすべて心理的要因によるものではないところが難しいと思った。普通に面白いと思ったけれども、そんなに人気はないみたい。著者が悪いのか、ここに書かれていることは常識なのか、それともただ知名度の問題なのかなぁ。2009/08/15

湘南☆浪漫【Rain Maker】

0
田中康夫=演技性性格者。 注目されることが何よりも最大の価値であり、そのためには自分の何をネタにしようがいい。 なるほど、言い得て妙。2018/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15963
  • ご注意事項

最近チェックした商品