内容説明
教育政策の歴史的転換のプロセスを文部科学省、現場、マスコミの動向を追いながら詳細に描いた力作。教科書問題や学力調査の経緯を明らかにし、「よい」学校「わるい」学校チェックリストも併録。
目次
序章 「よい」学校、「わるい」学校チェックリスト
第1章 「ゆとり教育」をめぐる戦後教育小史
第2章 一・五ショック―2001年1月、「ゆとり教育」の転換点
第3章 教科書検定の攻防―学習内容削減の経緯
第4章 学力って何だ―データが語る事実
第5章 そしてエリートの養成へ
第6章 教育の再生はあるのか
終章 学校が変わってきた
著者等紹介
小松夏樹[コマツナツキ]
1964年長野県生まれ。同県立諏訪清陵高校、成城大学法学部卒。89年読売新聞社入社、浦和支局。警察、業者テスト偏差値問題など担当後、93年社会部。94年から司法記者クラブ裁判担当。東京地裁、同高裁、オウム真理教事件・裁判、薬害エイズ事件担当などを経て、97年最高裁担当。98年社会部遊軍。00年遊軍兼教育担当。同年7月文部省担当。省庁再編に伴い01年1月より文部科学省担当責任部キャップ
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感想・レビュー
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佐島楓
15
ゆとり教育に関しては、一番の被害者は子ども、次が現場の先生方。文科省のいい加減さ、教科書の内容が削減された実態については、憤りを覚えた。これでは教育の二極化がどんどん進んでしまう。教育内容の改訂はまた行われたと記憶しているが、そのたびに右往左往させられるのは先生方なのだろう。2012/09/14
d=(^o^)=b
0
ゆとり世代()が読んでみる。紋切り型教科書検定が個人的におもしろかった。私自身、私立に行けるほどお金がなかったので。日本の悪い「協調」の性質が、ゆとり教育を悪くしたのかもしれない。出る杭は叩かれて均質にさせられるか。出る杭伸ばして引っこ抜かれた先のいい土壌を提供しなければ。2016/05/25
ゆ
0
再読。2013/07/28
ケー
0
ゆとり見直しとか言ってる昨今にゆとり世代が読了してみる。途中の検定の場面が非常に興味深く、いかに機械的に内容をチェックしているかが分かった。2013/01/16
りんりん
0
★★★★☆2009/08/08