中公選書<br> 戦国七雄興亡史―群雄の割拠から秦統一までの道程

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中公選書
戦国七雄興亡史―群雄の割拠から秦統一までの道程

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121101747
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C1322

出版社内容情報

大ヒット漫画『キングダム』で描かれる七国統一に至るまで、古代中国の戦国七雄はどのように興り、他国よりも抜きん出たり衰えたりしていったのか。最終的に秦の始皇帝によって亡ばされるまでの盛衰の歴史を一望する。『史記』以外の史料も駆使し、最新の研究成果を踏まえた新しい戦国時代の通史。

【目次】
第一部 七国興起と戦国の始まり
 第一章 晋・斉における下克上と覇者体制の終焉(前453年)
 第二章 法家の富国強兵策--魏の盛衰と秦の躍進(前四世紀後半)
 第三章 馬陵の戦い――魏斉逆転の契機(前342年)

第二部 揺らぐ七国の均衡
 第四章 東帝と西帝(前288年)
 第五章 楽毅、斉の七十余城を抜く――燕の一瞬の光芒(前284年)
 第六章 方城と郢の陥落――後退する楚の防衛線(前278年)

第三部 秦一強の時代へ
 第七章 長平の戦い――強国趙の凋落(前260年)
 第八章 六国併合へ――秦の天下統一(前221年)


【目次】

内容説明

古代中国の戦国時代といえば、最終的に秦の始皇帝による統一がなされた。しかし、二〇〇年余りの七雄ほかの歴史については、歴史小説に登場する著名な人物の事績を中心に断片的に知られているに留まるだろう。本書では、司馬遷『史記』以外の新しく発見された史料を駆使し、秦の六国制覇にいたるまで、古代中国で繰り広げられた知られざる興亡史を描き出す。漫画『キングダム』の登場人物たちも躍動する一大歴史スペクタクル。

目次

第一部 七国興起と戦国の始まり(晋・斉における下克上(前四五三年)
法家の富国強兵策―魏の盛衰と秦の躍進(前四世紀前半)
馬陵の戦い―魏・斉逆転の契機(前三四二年))
第二部 揺らぐ七国の均衡(東帝と西帝(前二八八年)
楽毅、斉の七十余城を抜く―燕の一瞬の光芒(前二八四年)
方城と郢の陥落―後退する楚の防衛線(前二七八年))
第三部 秦一強の時代へ(長平の戦い―強国趙の凋落(前二六〇年)
六国併合へ―秦の天下統一(前二二一年))

著者等紹介

秋山陽一郎[アキヤマヨウイチロウ]
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所 客員研究員。1975年福島県生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。専門は中国古代文献学、戦国・秦・前漢時代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

16
近年の発見や研究の成果を踏まえた戦国通史。中山国のような七雄以外の国も含めて諸国の動向を満遍なく押さえている。中でも関連の器銘の公表があった燕に関して、最初に称王した君主など考察がやや詳しめ。『左伝』呉起編者説については、呉起の出身が左氏であったとしても、兵法書の書名が『呉子』であるように、史書についても『呉氏春秋』などとなるのではないかと思うが。2026/08/14

電羊齋

9
これまで戦国時代については『史記』や伝世文献に依拠した時代像が定着してきたが、本書では近年の研究の進展および出土史料の発見、考古学的成果を幅広く紹介し、さらにそれらに基づいた新たな戦国時代像を示すことに成功している。記述方法もユニークで、七雄各国または各トピックの歴史をそれぞれ一つの単位としてまとめて記述したのちに秦による統一への記述につなげている。これは紀事本末体に似た方法でなかなか面白く感じたし、読んでいて理解しやすかった。近年の出土史料についての解説と最新の学説の紹介も刺激的だった。2026/08/29

中北条リリン

3
初学者にもおすすめできる戦国時代の概説書。単純な時系列順ではなく、各国それぞれの視点からまとまった年代を追っていく内容。そのため、同じ出来事が再三出てくる場合もある。現代型戦国策ともいえるこのスタイル、最初は時代が行ったり来たりで混乱を招くのではないかと思ったが、これが意外と読みやすい。章節の冒頭に大まかな流れを記してから詳述していく点、各国のキーパーソンやターニングポイントを中心に叙述していく点も分かりやすく好印象。韓の内容がかなり少ないのは残念だが、致し方ないか。2026/08/26

湯豆腐

1
中国の戦国時代通史。出土資料も駆使し、戦国七雄(と中山国他)各国の興亡を概観する。各章は概ね七雄のいずれかをピックアップして書かれており、視点が定まるので読みやすい。キングダムから興味を持った人にもおすすめできる一冊。2026/09/09

鴨の入れ首

1
2026年8月刊。図書館本です。古代中国戦国時代の歴史を辿る中国史概説書。「史記」などの正史だけでなく最新研究(出土品や学説など)も踏まえて分かりやすく解説されているので、目新しい話も多いしとても知的好奇心を刺激されました。とても興味深く、そして面白い本だと思いました。2026/09/10

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