出版社内容情報
政治の見方を変えた画期的名著が刊行から40年を経てよみがえる!
なぜ長期安定政権が続いたのか、どこに権力があるのか、誰が首相を決めたのか。
役職人事の制度化や派閥の機能など、自民党の党運営、政治過程を実証的なデータを用いて分析する。
図表および資料多数収載。解説・河野有理。
【目次】
〈目次〉
第Ⅰ部 分析
第1章 優越政党としての自民党
第2章 役職人事の制度化
第3章 派閥と党運営
第4章 政策決定の仕組み
第5章 民意への対応
第6章 自民党の国会運営
第7章 野党の立法活動
第8章 現代日本の政治システム
第Ⅱ部 資料解題
第1章 戦後内閣一覧表
第2章 自民党の前身政党
第3章 自民党政権の組織構造
第4章 自民党議員
第5章 有力議員
第6章 官僚・知事経験議員
第7章 派閥
第8章 政務調査会
第9章 国会審議
第Ⅲ部 基礎資料
戦後内閣一覧
役職一覧
戦後選挙結果一覧
自民党議員一覧
内容説明
権力はどこにあるのか。首相をだれが決めたのか―。結党以来の自民党議員全員の前歴、選挙歴、政党所属歴などをデータ化し、入閣するまでに経験する役職の明瞭なパターンを割り出すなど、人事慣行を初めて実証的に示し、役職人事の制度化や派閥の機能など、自民党の党運営とその政治過程を分析した画期的名著。日本の政治システムを自民=官庁混合体によって枠づけられた「仕切られた多元主義」と定義する。図表及び資料多数収載。
目次
第1部 分析(優越政党としての自民党;役職人事の制度化;派閥と党運営;政策決定の仕組み;民意への対応;自民党の国会運営;野党の立法活動;現代日本の政治システム)
第2部 資料解題(戦後内閣一覧表;自民党の前身政党;自民党政権の組織構造;自民党議員;有力議員;官僚・知事経験議員;派閥;政務調査会;国会審議)
第3部 基礎資料(戦後内閣一覧;自民党役職一覧;戦後選挙結果一覧;自民党現職議員一覧;自民党非現職議員一覽)
新版に際しての付録
著者等紹介
佐藤誠三郎[サトウセイザブロウ]
1932年、東京生まれ。東京大学文学部、同法学部卒業。東京大学教授、慶應義塾大学教授、政策研究大学院大学副学長等を歴任。大平政権、中曽根政権のブレーンとしても知られる。99年没
松崎哲久[マツザキテツヒサ]
1950年、東京生まれ。東京大学法学部卒業、ハーバード大学大学院修了(MA取得)。帰国後、自民党総合政策研究所主任研究員、自民党幹事長付、同総裁付などを務める。92年、日本新党、96年、民主党結成に参加。2009年、広報委員長代理、政策調査会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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