出版社内容情報
世界一の人口、急成長する経済、世界最大の民主主義、グローバルサウスの盟主……国際舞台で存在感を増す「大国インド」。だが、足元では権威主義化が急速に進む。2014年にナレンドラ・モディが首相に就任して以降、権力維持・拡大のために、実態と離れた「大国幻想」を振りまき、一強体制を推進しているからだ。本書は、政治・経済・社会・外交に至るまで「モディ化」が進行するインドの実像と問題を冷徹な視点から描き出す。
内容説明
世界一の人口、急成長する経済、世界最大の民主主義、グローバルサウスの盟主…国際舞台で存在感を増す「大国インド」。だが、足元では権威主義化が急速に進む。2014年にナレンドラ・モディが首相に就任して以降、権力維持・拡大のために、実態と離れた「大国幻想」を振りまき、一強支配を推進しているからだ。本書は、政治・経済・社会・外交に至るまで「モディ化」が進行するインドの実像と問題を冷徹な視点から描き出す。
目次
プロローグ 大国幻想のなかのインド
第1章 新しいインド?
第2章 「カリスマ」の登場
第3章 「グジャラート・モデル」と「モディノミクス」
第4章 ワンマンショーとしてのモディ政治
第5章 新型コロナ対策はなぜ失敗したのか
第6章 グローバル化するモディ政治
エピローグ 「モディ化」と大国幻想
著者等紹介
湊一樹[ミナトカズキ]
1979年青森県生まれ。東北大学経済学部卒。2006年ボストン大学より修士号(政治経済学)を取得後、日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所に入所。現在、同地域研究センター研究員。専門はインドを中心とする南アジアの政治経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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南北
R
鮫島英一
kan
kuroma831