出版社内容情報
第二次大戦の勝利の立役者であるチャーチルを抑え、総選挙で圧勝したのはアトリー率いる労働党だった。NHS(国民保健サービス)はじめ社会保障政策や産業国有化を次々と実現、現在の英国社会の基礎を築くと同時に、帝国を解体し、多くの旧植民地を独立させたアトリー政権は、いかにして生まれたのか。激しい内紛を抱える労働党をまとめ、挙国一致内閣で副首相としてチャーチルに仕えながら、社会主義を信じ続けたアトリーの本格的評伝。
内容説明
一九四五年、第二次大戦の勝利の立役者チャーチルを抑え、総選挙で圧勝したのはアトリー率いる労働党だった。NHS(国民保健サービス)はじめ社会保障政策や産業国有化を次々と実現、現在のイギリス社会の基礎を築くと同時に、多くの旧植民地を独立させたアトリー政権は今なお高く評価されている。政敵チャーチルに副首相として仕えながら、激しい内紛を抱える労働党を信念でまとめ上げ、社会主義を信じ続けたアトリーの本格評伝。
目次
序章 クレメント・アトリー再考
第1章 家庭、教育、社会主義
第2章 従軍、結婚、下院議員
第3章 指導者修業
第4章 チャーチルとアトリー
第5章 副首相
第6章 首相
第7章 第二次アトリー政権
第8章 晩年
著者等紹介
河合秀和[カワイヒデカズ]
1933年生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。学習院大学法学部教授などを経て、学習院大学名誉教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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