内容説明
天皇陵を中心とする陵墓古墳は、古代史解明の鍵を秘めた巨大な空間である。だが近年の考古学を知見によれば、宮内庁が治定する陵墓古墳の被葬者の大半について疑義が持たれている。そこに眠っているのは、本当は誰なのか。天皇の真の御陵はどこにあるのか。天皇陵の謎を追い続けてきたジャーナリストが、被葬者をめぐる最新の学説を紹介し、さらに発掘成果をセンセーショナルに報道するマスコミのあり方への違和感、日本の文化財保護行政に対する疑問などを率直に綴る。
目次
第1章 天皇陵治定への疑問
第2章 巨大天皇陵は地震の巣
第3章 奇々怪々の陵墓参考地
第4章 謎が謎を呼ぶ大和最大の大王墳
第5章 蘇我氏が断行した方墳への大転換
第6章 王者が眠る八角形の宇宙
第7章 天皇陵から落ちた高松塚古墳
著者等紹介
矢澤高太郎[ヤザワコウタロウ]
ジャーナリスト。昭和22年(1947)栃木県に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業。読売新聞文化部の古代史・考古学担当記者として、昭和60年(1985)から23年間にわたり国内外の遺跡・遺産の発掘と発見の報道に携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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