出版社内容情報
鉄砲が伝来し、日本ではほとんど採れない硝石の確保が大名たちにとって死活問題となる。鉛もタイから輸入しなければならなかった。ほかにも大砲、軍艦、水銀などを輸入しようとあの手この手を尽くす。一方、国内で豊富に産する硫黄も争奪戦が繰り広げられる。大名どうし、さらにはポルトガルやスペイン、中国などとの間で資源争奪戦はどう繰り広げられたのか。そして家康はいかにして「平和なアジアの海」を実現したのか。
【目次】
内容説明
鉄砲伝来後、日本ではほとんど採れない黒色火薬の原料である硝石の確保が戦国大名たちの死活問題となった。戦略物資である鉛や大砲、戦艦、水銀についてもイエズス会などと交渉が繰り広げられる。一方で国内で豊富に産する硫黄や銀をめぐって利権確保の駆け引きが続く。大名どうし、さらにはポルトガルやスペイン、中国などとの間で資源争奪戦はどう展開したのか。そして家康はいかに「平和なアジアの海」を実現したのか。
目次
序章 ポルトガル船の東アジアへの出現
第一章 ポルトガルの大砲と硝石、硫黄
第二章 九州の硫黄をめぐる攻防
第三章 文禄・慶長の役と三成、長政、そして家康
第四章 御座船と「ふすた船」―海軍力の問題
第五章 大戦争で、硫黄が最大の利権に
第六章 平和の海の構築へ
第七章 家康のフィリピン外交
終章 家康の平和
著者等紹介
上垣外憲一[カミガイトケンイチ]
1948年、長野県生まれ。1977年、東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。東洋大学助教授、国際日本文化研究センター教授、帝塚山学院大学教授、大手前大学教授、大妻女子大学教授等を歴任。専攻・比較文化、日韓文化交流史。東京大学学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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