出版社内容情報
昭和天皇の14歳下に生まれた三笠宮崇仁親王。陸軍参謀として南京に派遣され弟で
唯一、戦場を体験し「聖戦」の実態を厳しく批判した。
戦後の象徴天皇制下、東京大学で歴史を学び、実証史学の立場から積極的に発言。
建国記念日制定=紀元節復活に反対を唱え「赤い宮様」と称された。
他方で皇族で唯一宮家を維持・拡大させ、昭和天皇、明仁天皇を補佐、戦後の天皇家のあり方を模索・定着させていく。
本書は、三笠宮の軌跡を追うと同時に、皇族の存在とは何かを描く。
【目次】
内容説明
昭和天皇の14歳下の弟・三笠宮崇仁親王。アジア・太平洋戦争中、陸軍参謀として南京に派遣され戦場を体験、「聖戦」を厳しく批判した。戦後は東大で歴史を学び、実証史学の立場から積極的に発言。建国記念日制定=紀元節復活に反対し「赤い宮様」と呼ばれる。他方で皇族で唯一宮家を維持・拡大させ、昭和天皇、明仁天皇を補佐。戦後の天皇家のあり方を模索・定着させていく。本書は三笠宮の生涯を追い、皇族とは何かを描く。
目次
第1章 昭和天皇の末弟―陸軍軍人への道(孤独な皇子―母と三人の兄たちと離れて;「童謡の宮様」イメージ;学習院での学び―大正から昭和へ;青年将校時代―二・二六事件から対米英戦へ)
第2章 陸軍参謀としての南京派遣―一九四二~四五年(「皇軍」への失望―中国で見た現実;痛烈な陸軍批判―秘匿された講話と文書;東条暗殺計画、杉山陸相更迭の画策;敗戦までの道程―阿南陸相への叱責;「一将校の懺悔」―終戦三ヵ月後の敗因分析)
第3章 戦後皇族の役割とは―占領下の試行錯誤(皇族軍人最後の任務―叛乱阻止の派遣;皇室の民主化への思い―日本国憲法と皇室典範改正;学究の道へ―東京大学西洋史の研究生へ;昭和天皇との確執―役割の意見創意)
第4章 象徴天皇制下の皇族―戦後民主主義のなかで(「紀元節」復活反対―皇族・学者・旧軍人として;留学の切望、皇室外交の展開;歴史の証言者―皇族最年長者として)
おわりに 三笠宮とは何か―「平成流」の開拓者
著者等紹介
舟橋正真[フナバシセイシン]
1982(昭和57)年茨城県生まれ。2016年日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、公益財団法人政治経済研究所研究員。専攻は日本近現代史。共編著『昭和天皇拝謁記―初代宮内庁長官田島道治の記録』全7巻(2021~23年、岩波書店)第77回毎日出版文化賞〈企画部門〉受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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CTC
バルジ
shonborism
O次郎
Hachi_bee
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