出版社内容情報
カナダは留学・移住先として日本での人気は高いが、実像は知られていない。
食料・エネルギー豊かな資源大国、ノーベル賞学者を生んだAI・量子技術の開発国、地球温暖化対策の先進国、そして移民立国として抱える光と陰を紹介。
「アメリカの五十一番目の州」との揶揄もあるが、日本の地政学的リスクが高まる昨今、基本的価値を共有する外交パートナーとして、存在感を高めている。
未来の「準超大国」の可能性と課題に迫る。
内容説明
留学・移住先として日本での人気は高いが、実情は知られていないカナダ。食糧やエネルギー豊かな資源大国、ノーベル賞学者を育んだAIや量子技術の開発国、地球温暖化対策の先進国、そして移民立国など多様な側面を持つ国の光と影を紹介。「アメリカの51番目の州」との揶揄もあるが、自由・民主主義・人権重視をわが国と共有する外交パートナーとして存在感を高めている。未来の「準超大国」の可能性と課題とは?
目次
序章 カナダ一五〇年余の歩み
第一章 資源大国の実力―食料からエネルギー、鉱物まで
第二章 知られざるハイテク先進国―AIから量子まで
第三章 移民立国の理想と現実
第四章 地球温暖化対策への挑戦と苦悩
第五章 ミドルパワー外交の地平
終章 日加関係の「新しい時代」へ
著者等紹介
山野内勘二[ヤマノウチカンジ]
1958(昭和33)年生まれ、長崎県出身。1984年、東京外国語大学卒業、外務省入省。在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官、九州・沖縄サミット準備事務局次長、在大韓民国日本国大使館参事官、北米第一課長、総理大臣秘書官、アジア大洋州局参事官、在アメリカ合衆国日本国大使館公使、経済局長、在ニューヨーク日本国総領事・大使などを歴任して、2022年5月より駐カナダ日本国特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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