中公新書<br> カナダ―資源・ハイテク・移民が拓く未来の「準超大国」

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中公新書
カナダ―資源・ハイテク・移民が拓く未来の「準超大国」

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028358
  • NDC分類 302.51
  • Cコード C1231

出版社内容情報

カナダは留学・移住先として日本での人気は高いが、実像は知られていない。
食料・エネルギー豊かな資源大国、ノーベル賞学者を生んだAI・量子技術の開発国、地球温暖化対策の先進国、そして移民立国として抱える光と陰を紹介。
「アメリカの五十一番目の州」との揶揄もあるが、日本の地政学的リスクが高まる昨今、基本的価値を共有する外交パートナーとして、存在感を高めている。
未来の「準超大国」の可能性と課題に迫る。

内容説明

留学・移住先として日本での人気は高いが、実情は知られていないカナダ。食糧やエネルギー豊かな資源大国、ノーベル賞学者を育んだAIや量子技術の開発国、地球温暖化対策の先進国、そして移民立国など多様な側面を持つ国の光と影を紹介。「アメリカの51番目の州」との揶揄もあるが、自由・民主主義・人権重視をわが国と共有する外交パートナーとして存在感を高めている。未来の「準超大国」の可能性と課題とは?

目次

序章 カナダ一五〇年余の歩み
第一章 資源大国の実力―食料からエネルギー、鉱物まで
第二章 知られざるハイテク先進国―AIから量子まで
第三章 移民立国の理想と現実
第四章 地球温暖化対策への挑戦と苦悩
第五章 ミドルパワー外交の地平
終章 日加関係の「新しい時代」へ

著者等紹介

山野内勘二[ヤマノウチカンジ]
1958(昭和33)年生まれ、長崎県出身。1984年、東京外国語大学卒業、外務省入省。在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官、九州・沖縄サミット準備事務局次長、在大韓民国日本国大使館参事官、北米第一課長、総理大臣秘書官、アジア大洋州局参事官、在アメリカ合衆国日本国大使館公使、経済局長、在ニューヨーク日本国総領事・大使などを歴任して、2022年5月より駐カナダ日本国特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

69
自分と同世代の現役駐カナダ大使によるカナダの概説書。経済畑にいた外交官のようで、経済や産業について詳しく、CO2を地中に封じ込める技術については初めて知った。また、歴代の政治家の話や、移民政策の推移など興味深い話が多く、コラムでジョニ・ミッチェルを取り上げているのも世代的親近感を覚えた。ただ、どっぷり外交畑に浸かった官僚らしさも。特に原子力を「クリーンエネルギー」とする言説は、3.11以降原子力政策に前のめりな自公政権に通じる。確かにCO2は出さないが、放射能は出す。それを「クリーン」と言い切るのはねぇ。2025/02/07

よっち

29
留学・移住先として日本での人気は高いものの、実情はあまり知られていないカナダ。未来の準超大国の可能性と課題を現役カナダ大使が紹介する1冊。その設立の経緯に始まり、自給率230%を誇る世界の食料庫、天然ガス第5位の生産国、重要鉱物ウランを巡る資源大国の実力と現状。AI国家戦略や量子技術をビジネスに活用するハイテク先進国の一面、移民立国の理想と現実、地球温暖化対策への挑戦と苦悩、カナダ外交を読み解く3つの視点、日本との関係など、自国が目指すべき方向をはっきり定めて、それに向けた試行錯誤が感じられる1冊でした。2025/02/11

スプリント

11
カナダの可能性を知ることができる。 トランプ大統領の脅しに屈せずに北米の大国として頑張ってほしい。2025/02/24

fseigojp

10
やはりアメリカに近接しているのでIT技術の相互交流が容易なようでAIや量子は先端を走っているげな2025/01/21

預かりマウス

7
駐カナダ大使が書いた現代カナダの概説書。その特色である、資源(豊富な天然資源、高い自給率)、ハイテク(強力な公的支援、クォンタム・バレー)、移民(高い移民率、多様性をアイデンティティとすること)、環境(国際的な指導力)、外交(アメリカとの不即不離の関係、近年のインド太平洋への注力)の五つの主題を扱う。最近トランプがカナダは51番目の州だと繰り返して話題になったが、独立戦争の頃から、アメリカがカナダを包摂しようとする志向が強くあったことがわかった。わかりやすい内容だが、政治史が最初にあるといいと思った。2025/04/06

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