出版社内容情報
『種の起源』で進化論を唱え、科学に革命をもたらしたチャールズ・ダーウィン(一八〇九~八二)。後代の思想、社会観にも影響を与え続けてきた。知られざるのは、他にも数々ホームラン級の発見を後世に残したことだ。新種の化石の発掘、人類と感情の起源、性淘汰、サンゴ礁の成り立ち、家畜と作物の品種改良、花と昆虫の関係。本書は、ダーウィンの劇的な人生を辿り、進化論の本質、彼の偉業の全容を解明。虚像を塗りかえる。
内容説明
『種の起源』で進化論を唱え、科学に革命をもたらしたチャールズ・ダーウィン(1809~82)。後代の思想、社会観にも影響を与え続けてきた。だが、大発見は進化論にとどまらない。人類の起源、感情の由来、性淘汰、動物の心理、新種の化石の発掘、サンゴ礁の形成、家畜・作物の品種改良、花と昆虫の関係―。本書は、ダーウィンの劇的な生涯を辿り、進化論の本質、彼の偉業を紐解く。旧来のイメージを刷新する。
目次
序章 ダーウィンが変えたもの
第1章 ビーグル号の航海
第2章 『種の起源』の衝撃
第3章 人間の由来と性淘汰
第4章 植物と生きた晩年
終章 もしダーウィンが現代に生きていたら
著者等紹介
鈴木紀之[スズキノリユキ]
1984年神奈川県横浜市生まれ。専門は進化生態学、昆虫学。博士(農学)。2007年京都大学農学部卒業、12年京都大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。立正大学地球環境科学部助教、米カリフォルニア大学バークレー校研究員などを経て、18年より高知大学農林海洋科学部准教授。ポッドキャスト番組「すごい進化ラジオ」がJAPAN PODCAST AWARDS 2021 Spotify NEXTクリエイター賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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