出版社内容情報
野ざらしの廃車両、ぽっかりと闇をのぞかせる廃トンネル……全国に散在する廃線にも、かつては活気に満ちる時代があったはずだがなぜ廃止されてしまったのか。戦中の「不要不急路線」にはじまり、モータリゼーションや国鉄再建に伴う大量の廃止、近年の自然災害による廃線などを時代別・種類別に紹介する。そして現在、新たな廃線論議が巻き起こっているが、解決策はどこにあるのか。廃線からたどる戦後日本交通史。
内容説明
野ざらしの廃車両、ぽっかりと闇をのぞかせる廃トンネル…全国に散在する廃線にも、かつては活気に満ちた時代があった。なぜこれらは廃止されてしまったのか。戦中の「不要不急路線」にはじまり、モータリゼーションや国鉄再建に伴う大量の廃止、近年の自然災害による廃線などを時代別・種類別に紹介する。そして現在、新たに巻き起こっている廃線論議の解決策はどこにあるのか。廃線からたどる日本交通史。
目次
第1章 鉄道を廃止するということ
第2章 戦時における廃線
第3章 国鉄時代の赤字線廃止
第4章 災害による廃線
第5章 平成・令和の経営不振路線
第6章 鉄道存廃の議論今むかし
著者等紹介
小牟田哲彦[コムタテツヒコ]
1975年(昭和50年)東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程単位取得退学。日本および東アジアの近現代交通史や鉄道に関する研究・文藝活動を行う。日本文藝家協会会員。主著『大日本帝国の海外鉄道』(東京堂出版、2015、交通図書賞奨励賞受賞。改訂新版、育鵬社、2021)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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