出版社内容情報
人類共通の課題、気候変動。各国はこれを解決すべく、温室効果ガスの排出削減を目標に掲げ2015年にパリ協定に合意した。しかし17年、トランプ米大統領が協定脱退を宣言。中国やインドなど新興国が条件闘争をはじめ、国際協調が動揺している。本書は米国、欧州、新興国の利害が錯綜する政治力学を、産業、貿易、金融、エネルギーの観点から解き明かす。激しい国家間対立の終結を目指して、世界、日本が進むべき道とは。
内容説明
人類共通の課題、気候変動。各国はこれを解決すべく、温室効果ガスの排出削減を目標に掲げ2015年にパリ協定に合意した。しかし17年、トランプ米大統領が協定脱退を宣言。中国やインドなど新興国が条件闘争をはじめ、国際協調が動揺している。本書は米国、欧州、新興国の利害が錯綜する政治力学を、産業、貿易、金融、エネルギーの観点から解き明かす。激しい国家間対立の終結を目指して、世界、日本が進むべき道とは。
目次
第1章 米国のパリ協定脱退と復帰
第2章 削減目標外交の攻防
第3章 グリーン貿易戦争
第4章 金融と気候変動のグローバルガバナンス
第5章 エネルギーの脱炭素化と世界の分断
終章 日本と世界が進むべき道
著者等紹介
上野貴弘[ウエノタカヒロ]
1979年、東京都生まれ。2002年、東京大学教養学部卒業。04年、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程修了後、一般財団法人電力中央研究所に入所。現在、同研究所上席研究員。研究分野は地球温暖化対策。経済産業省及び環境省の各種検討会(カーボンプライシング、グリーン金融、移行金融など)の委員を務め、COPには通算16回参加。06~07年、米・未来資源研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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