出版社内容情報
トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル(1881~1938)。オスマン帝国が列強からの脅威にさらされるや救国の英雄として活躍し、帝国崩壊後は大統領に就いてトルコ共和国を建てた。民族主義と世俗主義を掲げて、新国家の建設を権威的に進めたケマル。議会から「アタテュルク(父なるトルコ人)」という姓を与えられ、今なお国民から敬愛される彼の実像を、家族、友人、同士とのかかわりとともに迫る。
内容説明
トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル(1881~1938)。オスマン帝国が西欧列強からの脅威にさらされるなか救国の英雄として活躍し、帝国崩壊後はトルコ共和国を建国し大統領に就任する。民族主義と世俗主義を掲げて新国家の建設を進めたケマルは、議会からアタテュルク(父なるトルコ人)という姓を与えられた。今なお国民から敬愛される彼の実像を、愛する家族や、戦いを共にした同志との人間模様を交えて活写する。
目次
序章 黄昏の帝国
第1章 ケマルと呼ばれる少年―一八八一~一九〇四年
第2章 ガリポリの英雄―一九〇五~一九一八年
第3章 国民闘争の聖戦士―一九一九~一九二二年
第4章 父なるトルコ人―一九二三~一九三八年
終章 アタテュルクの遺産
著者等紹介
小笠原弘幸[オガサワラヒロユキ]
1974年北海道北見市生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。2013年より九州大学大学院人文科学研究院イスラム文明史学講座准教授。専門はオスマン帝国史およびトルコ共和国史。著書『オスマン帝国』(中公新書、2018年、樫山純三賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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