出版社内容情報
没後150年を迎える英国の思想家、ジョン・スチュアート・ミル(1806-1873)。主著『自由論』『代議制統治論』『功利主義』をはじめ膨大な著作を残し、現代社会の立脚点となる規範理論を打ち立てた。本書は、その生涯と思想を克明に描く。ベンサムへの傾倒、東インド会社における経験、精神の危機、伴侶ハリエットとの出会い、ジャーナリスト・哲学者としての活躍、議員活動――少年期から円熟期、晩年まで、著作の内容と共に詳しく解説する。
内容説明
19世紀に活躍した英国の思想家、ジョン・スチュアート・ミル(1806~73)。生涯を通じて道徳と政治のあり方を探究し、『自由論』『代議制統治論』『功利主義』をはじめとする膨大な著作で近代社会の立脚点となる理論を打ち立てた。その生涯―父ジェイムズとの確執、ベンサムへの傾倒、精神的危機、伴侶ハリエットとの出会いと別れ、晩年の議員活動―を丹念に追いながら、今なお鮮烈な思想の本質を描き出す。
目次
第1章 ミルの生誕から少年時代
第2章 「精神の危機」とその後の模索
第3章 思索の深まり
第4章 『自由論』
第5章 『代議制統治論』
第6章 『功利主義』
第7章 晩年のミル
著者等紹介
関口正司[セキグチマサシ]
1954(昭和29)年、東京生まれ。1983年、東京都立大学社会科学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。西南学院大学助教授、九州大学法学部教授を経て、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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