中公新書<br> 戦後日本政治史―占領期から「ネオ55年体制」まで

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戦後日本政治史―占領期から「ネオ55年体制」まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027528
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1231

出版社内容情報

日本国憲法の枠組みのもと展開されてきた戦後日本政治。自民党と社会党のイデオロギー的対立は1960年の安保改定問題で頂点を迎える。以降、自民党は経済成長に専心して一党支配を盤石にした。80年代末以降は一転して「改革」が争点に。だが民主党政権を経て、第二次安倍政権以降は再び巨大与党と中小野党がイデオロギー的争点をめぐり対峙している。憲法をめぐる対立に着目して戦後を俯瞰し、日本政治の現在地を見極める。

内容説明

日本国憲法の枠組みの中にある戦後日本政治。自民党と社会党のイデオロギー対立は1960年の安保改定問題で頂点を迎える。以降、自民党は経済成長に専心し、一党支配を盤石にした。80年代末以降は「改革」が争点となるも、民主党政権を経て、第二次安倍政権以降は再び巨大与党と中小野党が防衛問題を主な争点として対峙している。本書は憲法をめぐる対立に着目して戦後政治をたどり、日本政治の現在地を見極める。

目次

第1章 戦後憲法体制の形成
第2章 55年体制1―高度成長期の政治
第3章 55年体制2―安定成長期の政治
第4章 改革の時代
第5章 「再イデオロギー化」する日本政治
終章 「ネオ55年体制」の完成

著者等紹介

境家史郎[サカイヤシロウ]
1978年、大阪府生まれ。2002年、東京大学法学部卒業。08年、東京大学博士(法学)取得。専攻は日本政治論、政治過程論。東京大学社会科学研究所准教授、首都大学東京法学部教授などを経て、20年11月より東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみあき

52
戦後政治史の全体像を、新書という媒体に相応しい平易な叙述で描き出した良書。いわゆる「55年体制」(つまり「保守政党が優位」で「与野党第一党がイデオロギー的に分極」している状態)は、与野党が改革の御旗を奪い合った一時期を除き、現代まで絶えず続いており、その淵源には憲法9条がある。皮肉にも9条の存在によって「野党の結集が妨げられたことで、自民党は漁夫の利を得、政権の座にあり続けてきた」。共産党は従来「中立自衛論」という立場で、「非武装中立論」を打ち出すのは比較的最近の94年からだというのは、今回初めて知った。2023/06/03

逆丸カツハ

38
政策を考えたりするのは面白そうだけど、権謀術数を駆使する政治は目的と手段が逆転して策士策に溺れる感じでなんだかアホらしいと思った。本は非常に面白かった。2025/01/07

ドラマチックガス

16
簡潔で読みやすく、わかりやすい。あとがきにもあるように物足りなさは感じるが、それはまた別で補うべきものということで。入門編という新書の役割は十二分に果たしてくれた。生まれる前の歴史も面白いけれど、子どもの頃にニュースで漠然と見ていた政治家たちが有機的に結びついていくさまがよい。子どもの頃に戻ってニュースをじっくりみて、なるほどなとほくそ笑みたい。政治に対する一番の不思議、「なぜ安倍政権はあんなにめちゃくちゃなのに支持され続けたか」は、わかったような、わからないような。次の選挙後、境家さんの解説を読みたい。2023/06/27

ほうすう

14
タイトルの通り戦後の日本政治史をざっくりと描いたもの。ざっくりと流れをつかむ分にはコンパクトで良い。個人的に印象的だったのが小泉政権のあたりで「改革の時代」がひとしきり成功して、第二次安倍政権のあたりにはイデオロギー対立が主軸となり、政権担当の保守政党と分断された野党という55年体制型政党システムが復活したという指摘。面白い観点であり興味深かった。2024/12/29

HDK

13
断片的に理解されている政治の歴史を結びつけ全体像を捉えることに主眼を置いた本書。政治の来し方を概観することで、時代毎の課題や経緯を大まかに理解することができた。政治を取り巻く状況やニーズは刻一刻と変化するもの。大局観に立って必要なことを推進する政治家とそれを選ぶ有権者、双方の努力の積み重ねがより良い社会が築く力になる。2025/03/13

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