出版社内容情報
日本国憲法の枠組みのもと展開されてきた戦後日本政治。自民党と社会党のイデオロギー的対立は1960年の安保改定問題で頂点を迎える。以降、自民党は経済成長に専心して一党支配を盤石にした。80年代末以降は一転して「改革」が争点に。だが民主党政権を経て、第二次安倍政権以降は再び巨大与党と中小野党がイデオロギー的争点をめぐり対峙している。憲法をめぐる対立に着目して戦後を俯瞰し、日本政治の現在地を見極める。
内容説明
日本国憲法の枠組みの中にある戦後日本政治。自民党と社会党のイデオロギー対立は1960年の安保改定問題で頂点を迎える。以降、自民党は経済成長に専心し、一党支配を盤石にした。80年代末以降は「改革」が争点となるも、民主党政権を経て、第二次安倍政権以降は再び巨大与党と中小野党が防衛問題を主な争点として対峙している。本書は憲法をめぐる対立に着目して戦後政治をたどり、日本政治の現在地を見極める。
目次
第1章 戦後憲法体制の形成
第2章 55年体制1―高度成長期の政治
第3章 55年体制2―安定成長期の政治
第4章 改革の時代
第5章 「再イデオロギー化」する日本政治
終章 「ネオ55年体制」の完成
著者等紹介
境家史郎[サカイヤシロウ]
1978年、大阪府生まれ。2002年、東京大学法学部卒業。08年、東京大学博士(法学)取得。専攻は日本政治論、政治過程論。東京大学社会科学研究所准教授、首都大学東京法学部教授などを経て、20年11月より東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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