出版社内容情報
鈴木 康久[スズキミチヒサ]
著・文・その他
肉戸 裕行[ニクトヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
人口150万を数える京都。街を歩けば、どこからでも山が見え、川では子どもが遊んでいる。これほど人々と山河が近い大都市は珍しい。1200年前の遷都時に桓武天皇が「山が襟のように囲んでそびえ、川が帯のようにめぐって流れる自然の要害」であると述べたように、京都の山河は常に人々と共にあった。本書は東山・北山・西山の三山、鴨川・桂川・宇治川・琵琶湖疏水、さらに市中の川を紹介、知られざる歴史を明かす。
目次
第1章 東山―歴史と景観に彩られた山紫水明の地
第2章 北山―都を支えた農山村と自然
第3章 西山―信仰と竹林の道
第4章 鴨川―暮らしに応じて役割を変えてきた水辺
第5章 桂川―平安を語る「別業の地」と「水運」
第6章 宇治川―秀吉が造った新たな河道
第7章 琵琶湖疏水―社会の求めに応じて進化する水路
第8章 洛中の川―千年の間に生まれる川、失われる川
終章 山と川の価値を考える
著者等紹介
鈴木康久[スズキミチヒサ]
1960年京都府生まれ。1985年愛媛大学大学院農学研究科修士課程修了。京都府職員を経て、京都産業大学現代社会学部教授。博士(農学)
肉戸裕行[ニクトヒロユキ]
1965年京都府生まれ。1988年京都府立大学農学部林学科卒業。同年京都府に入庁。京都府森林保全課、京都府立植物園樹木係長、京都府立林業大学校教授などを経て、京都府立植物園副園長。樹木医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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trazom
岡部敬史/おかべたかし
六点
HANA
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