中公新書<br> 肝臓のはなし―基礎知識から病への対処まで

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中公新書
肝臓のはなし―基礎知識から病への対処まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026897
  • NDC分類 491.347
  • Cコード C1247

出版社内容情報

現代の日本人は、四~五人に一人の割合で、肝機能に異常があるとされる。「沈黙の臓器」である肝臓の異変に気づかないまま、慢性の病で死に至る場合も多い。本書では、健康診断以外で意識しづらい肝臓について、機能をイチから解説。飲酒やダイエットとの関係、検診項目の見方、主な肝臓病と最新の治療など、医学史の流れをふまえつつ紹介する。健康な毎日のために知っておきたい、人体最大の臓器をめぐる医学講義。

内容説明

現代の日本人は、四~五人に一人の割合で、肝機能に異常があるとされる。「沈黙の臓器」である肝臓の異変に気づかぬまま、慢性の病で死に至る場合も多い。本書では、健康診断以外で意識しづらい肝臓について、基礎知識をイチから解説。飲酒やダイエットとの関係、健診項目の見方、主な肝臓病と最新の治療などを、医学史の流れをふまえつつ紹介する。健康な毎日のために知っておきたい、人体最大の臓器をめぐる医学講義。

目次

第1章 食べ物、占い、そして黄疸―人と肝臓の出合い
第2章 歴史の中の肝臓―「肝臓の構造」はいかに記述されてきたか
第3章 「沈黙の臓器」の仕事―肝臓の機能
第4章 アルコールvs.肝臓―飲んでいい人、だめな人
第5章 肝炎との戦い―研究者の格闘の歴史
第6章 肝臓がんの特徴―肝臓の線維化とがん化
第7章 肝硬変の怖さ―肝不全と門脈圧亢進症
第8章 肝臓の病気をもっと知る―代表的な肝臓病
終章 肝臓を守るためにできること

著者等紹介

竹原徹郎[タケハラテツオ]
1959年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科教授(消化器内科学)。1984年に大阪大学医学部を卒業後、第一内科入局。1993年、医学博士。1998‐2000年、米国マサチューセッツ総合病院消化器科研究員(ハーバード大学医学部)。2011年から現職。2018年から日本肝臓学会理事長。2022年4月から大阪大学医学部附属病院病院長。専門:肝臓病学、消化器病学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

74
専門的な肝機能の話なども含まれるが、たびたび挟まれるコラムのおかげで、読み物として面白くなっている。わたしはお酒は一滴も呑まないが、持病があって常時薬剤を服用しているため、せめて食べるものに気をつけて肝臓やほかの臓器とも長く付き合っていきたいなと思う。2022/04/08

みこ

30
タイトル通り日頃の肝臓のはたらきから肝炎や肝硬変など肝臓に関する病気の解説。肝臓の働きは肝臓そのものというより他の臓器のアシストがメイン。やはり健康の基本は適度な運動と過度な飲酒の防止。必要十分な筋肉をつければその分食事からのエネルギーを消費してくれるけど、それを怠ると余分なエネルギーが蓄積される。不要な薬を飲むことも肝臓には負担。2022/04/28

Shoji

29
知っているようで知らない肝臓の働き、肝臓の疾患について解説している。かなり専門的な内容だが、非常に読みやすく分かりやすい。健康診断で悪い数値がでれば、即病院へ行くのが良いようだ。でないと、実直で勤勉で、文句の一つも言わず寡黙な肝臓はオーバーワークになって、取り返しのつかないことになるようだ。飲み過ぎない、食べ過ぎない、こまめに動く(運動する)、これが最強の予防法のようだ。2024/04/07

28
健康診断を受けていますか?その結果、気にしたことがありますか?肝臓は「沈黙の臓器」といわれます。悪くなっても通常は自覚症状がなく、検診結果の異常で偶然発見されることが多いです。人間は肝臓なしに生きてはいけません。胃や食道、大腸はなくなってしまってもなんとかやっていけますが、肝臓はそういうわけにはいきません。血糖をコントロールしたり、中性脂肪やコレステロールを合成したり、他の細胞や臓器のためにタンパク質をつくったり、エタノールを分解したりと多忙な肝臓は、限界まで悲鳴を上げない無口で真面目な臓器なのです。2022/06/26

原玉幸子

17
内容が新書ではなく学術書の域でしたので、結局「読み流し」。気になったのは、昔の優性・劣性遺伝の読み替えの私の覚え間違い(顕性=優性、潜性=劣性が正)、著者が力士に脂肪肝が少ないことを例示しながらもBMI基準で予防を語っていること(への不満、ラグビー選手はどうするねん)、アルコール耐性もデブの種別も日本人特有の遺伝的特性、日本の肝移植は世界的に見て手術例が少ない現実等々。総括すれば、肝線維症→肝硬変→肝癌と繋がる「沈黙の臓器」以上は頭に入って来ず。(◎2022年・秋)2022/08/19

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