出版社内容情報
春秋戦国時代に現れた孔子や老子ら諸子百家に始まり、朱子学と陽明学に結実したのち、西洋近代と対峙するなかで現代の儒教復興に至る中国哲学。群雄割拠から統一帝国へ、仏教伝来、キリスト教宣教、そして革命とナショナリズム。社会変動期に紡がれた思想は中国社会の根幹を形づくった。本書は中国3000年の叡智を丹念に読み解き、西洋を含めた世界史の視座から、より深い理解へと読者をいざなう。新しい哲学史への招待。
内容説明
春秋戦国時代に現れた孔子や老子ら諸子百家に始まり、朱子学と陽明学に結実したのち、西洋近代と対峙するなかで現代の儒教復興に至る中国哲学。群雄割拠から統一帝国へ、仏教伝来、キリスト教宣教、そして革命とナショナリズム。社会変動期に紡がれた思想は中国社会の根幹を形づくった。本書は中国3000年の叡智を丹念に読み解き、西洋を含めた世界史の視座から、より深い理解へと読者をいざなう。新しい哲学史への招待。
目次
中国哲学史の起源
孔子―異様な異邦人
正しさとは何か
孟子、筍子、荘子―変化の哲学
礼とは何か
『老子』『韓非子』『淮南子』―政治哲学とユートピア
董仲舒、王充―帝国の哲学
王弼、郭象―無の形而上学
仏教との対決―パラダイムシフト1
『詩経』から『文心雕龍』へ―文の哲学〔ほか〕
著者等紹介
中島隆博[ナカジマタカヒロ]
1964年生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。中国哲学・世界哲学研究者。東京大学大学院総合文化研究科准教授、東京大学東洋文化研究所准教授を経て、2014年より東京大学東洋文化研究所教授、2020年より東京大学東アジア藝文書院院長。著書『共生のプラクシス―国家と宗教』(東京大学出版会、第25回和辻哲郎文化賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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