中公新書<br> 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見

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高地文明―「もう一つの四大文明」の発見

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  • サイズ 新書判/ページ数 323p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026477
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C1222

出版社内容情報

「四大文明」は、ナイルや黄河などの大河のほとりで生まれたとされるが、はたしてこれは正しいか。これら以外にも、独自の文明が開花し、現代の私たちにも大きな影響を与えた地域があるのではないか。それが熱帯高地だ。本書はアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた4つの古代文明を紹介する。驚くほど精巧な建築物、特異な環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法等、知られざる文明の全貌とは?

内容説明

「四大文明」は、ナイルや黄河などの大河のほとりで生まれたとされる。しかし、これら以外にも、独自の文明が開花し、現代の私たちに大きな影響を与えた地がある。それが熱帯高地だ。本書はアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた四つの古代文明を紹介。驚くほど精巧な建築物から、環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法、特色ある宗教まで、知られざる文明の全貌を解き明かす。

目次

第1章 歴史教科書の記述は正しいか
第2章 「高地文明」の発見にむけて
第3章 「それは雑草から始まった」―メキシコ中央高原に栄えた石器文明
第4章 ジャガイモが生んだアンデス高地の文明―ティティカカ湖畔にて
第5章 高地文明としてのインカ帝国―天空の帝国が生んだ文明
第6章 チベットの高地文明―チンコーとヤクとチベット仏教
第7章 もうひとつの例―エチオピア高地の文明
終章 「大河文明」説の見直しに迫る

著者等紹介

山本紀夫[ヤマモトノリオ]
1943年、大阪府生まれ。70年、京都大学農学部農林生物学科卒業、76年、京都大学大学院博士課程修了。国立民族学博物館助手、助教授、教授を経て、国立民族学博物館名誉教授。84~87年、国際ポテトセンター客員研究員。専攻・民族植物学、環境人類学。農学博士(京都大学)、学術博士(東京大学)。第19回大同生命地域研究奨励賞、第8回秩父宮記念山岳賞、第8回今西錦司賞、第29回松下幸之助花の万博記念賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

90
大河のほとりで穀物生産による四大文明が生まれたとは世界史で最初に学ぶ常識だが、それは日本だけで教えられる教育者の思いつきでしかないとは。標高2千㍍超のメキシコ、アンデス、チベット、エチオピアの熱帯高地で古代文明が成立していたとする説は初めて聞くが、イモや家畜飼育などを基盤とする人口集積により建築や宗教が発展したとの考えは新しく説得力がある。人はどんな土地にも適応し、より住みやすくするため努力を重ねることを学者は故意に無視しているのか。現在の視点から過去を判断する過ちを、歴史の定説ではまだ続けていたようだ。2021/08/05

活字の旅遊人

47
『トウガラシの世界史』の山本紀夫先生。メキシコやアンデスの高地にある文明を解説する。第2章「高地文明」の発見にむけて、を読んでいたら、無性に旅に出たくなった。大河に沿う四大文明という「常識」に待ったをかける姿勢は、学問的にも素晴らしい。後半で力説されるイモ類では文明は生まれない、という思い込みを正すところも同じ流れだろう。農学から民族学に進んだ著者ならではというところか。チベットとエチオピアはやや物足りないが、研究期間から、まあ仕方がないか。作物としてのトウモロコシとジャガイモにも興味をもたされた。2021/09/24

翔亀

35
【始原へ51】今西錦司、梅棹忠夫、本多勝一などを生んだ京大探検部の系譜に連なる著者の面目躍如たる本。栽培植物学でアンデス調査を開始し民族学に転じ、長らくアンデス高地のインディオと暮らしネパール・ヒマラヤやチベットもフィールドとしてきた著者の集大成だ。さすが京大探検部だなあと思うのは、探検=体験を重視することによって常識を覆す大胆な発想を提示しているからだ。いずれもムギの栽培植物化と大河の灌漑農業から生まれたメソポタミアなどの「四大文明」に、標高3000mを超える高地のジャガイモ栽培農業により生まれた↓2021/09/12

fseigojp

18
イモなんか食って文明を興せるかという考古学者の見解に異議を唱えているのが面白い2021/07/25

nagoyan

18
秀。中学生の時代からの疑問が氷解した。大河のほとりにしか文明が起きなかったとする「世界四大文明」説に、中南米の文明はどういう位置づけになるのだろうと常々不信を感じていた。本書は、都市を維持するに足るだけの単位面積当たりの栄養価が高く、保存性に富む農産物の栽培に成功した場所に文明が誕生するという視点から、熱帯高地の優位性を説く。また、中央アンデスでは、従来等閑視されていたイモ類こそが主食であったとして穀物至上主義を批判する。農学、民俗学・フィールドワークの知見を駆使する著者の主張には、強い説得力がある。2021/07/08

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