出版社内容情報
一番身近な天体、月。地球から約38万kmを回る唯一の衛星だ。本書では、月とはどのような天体かという謎に迫る。大きさや成り立ちの有力説など基礎的なことから、地下トンネルの構造など、最新の月探査での発見までを解説。さらには、人類が月利用を進めることを想定し、水や鉱物資源を採掘できるか、エネルギーや食糧はどう確保するかなども詳述。複数の月探査プロジェクトに携わる著者が、わたしたちを月面へと誘う
内容説明
一番身近な天体、月。約38万km上空を回る地球唯一の衛星だ。アポロ計画から約半世紀を経て、中国やインド、民間ベンチャーも参入し、開発競争が過熱している。本書では、大きさや成り立ちといった基礎、探査で新たに確認された地下空間などの新発見を解説。人類は月に住めるか、水や鉱物資源は採掘できるか、エネルギーや食糧をどう確保するかなども詳述する。最前線の月探査プロジェクトに携わる著者が月面へと誘う。
目次
序章 知識の再確認
第1章 月の科学
第2章 月面の環境
第3章 砂漠のオアシスを探せ
第4章 鉱山から採掘せよ
第5章 月の一等地、土地資源を開発せよ
第6章 月と太陽のエネルギーを活用せよ
第7章 食料を生産せよ
第8章 月から太陽系へ船出せよ
終章 月に住み宇宙を冒険する未来にどう生きるか
著者等紹介
佐伯和人[サイキカズト]
1967年(昭和42)愛媛県生まれ。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科鉱物学教室で博士取得。専門は惑星地質学、鉱物学、火山学。ブレイズ・パスカル大学(フランス)、秋田大学を経て、大阪大学理学研究科宇宙地球科学専攻准教授。JAXA月探査「かぐや」プロジェクトの地形地質カメラグループ共同研究員。月探査SELENE‐2計画着陸地点検討会の主査を務め、月着陸計画SLIMにかかわるなど、複数の将来月探査プロジェクトの立案に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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