中公新書<br> 闘う文豪とナチス・ドイツ―トーマス・マンの亡命日記

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中公新書
闘う文豪とナチス・ドイツ―トーマス・マンの亡命日記

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  • サイズ 新書判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024480
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C1222

出版社内容情報

ナチス台頭から終焉、終戦後までの激動を、亡命作家はどう見つめ、記録したか。遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。

内容説明

大作『ブッデンブローク家の人々』で若くして名声を獲得し、五十四歳でノーベル文学賞を受賞したドイツ人作家トーマス・マン。だが、ファシズム台頭で運命は暗転する。体制に批判的なマンをナチスは国外追放に。以降、アメリカをおもな拠点に、講演やラジオ放送を通じてヒトラー打倒を訴え続け、その亡命生活は二十年近くに及んだ。激動の時代を、マンはどう見つめ、記録したか。遺された浩瀚な日記から浮かび上がる闘いの軌跡。

目次

1(クヌート・ハムスンの場合;レマルクのこと ほか)
2(大戦勃発の前夜;ドイツ軍、パリ入城 ほか)
3(封印の仕方;「白バラ」をめぐって ほか)
4(ニュルンベルク裁判;父と子 ほか)

著者等紹介

池内紀[イケウチオサム]
1940年(昭和15年)、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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