中公新書<br> 贖罪のヨーロッパ―中世修道院の祈りと書物

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中公新書
贖罪のヨーロッパ―中世修道院の祈りと書物

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024091
  • NDC分類 198.25
  • Cコード C1222

内容説明

中世初期、アイルランドの聖コルンバヌスによって、自らの心の内に罪を自覚し、意識的にえぐり出す思想が誕生する。この「贖罪」思想は社会に大きな影響を与え、修道院の生活を厳しく規定していく。その絶え間ない祈りと労働からは、華麗な写本も生み出された。本書は、ベネディクト戒律からカロリング・ルネサンスを経てシトー派の誕生に至るまで、修道制、修道院と王侯貴族との関係、経済、芸術等から読み解く通史である。

目次

第1章 ヨーロッパにおける修道制の崩芽
第2章 ベネディクト戒律の普及
第3章 フランク国家におけるアイルランド修道制の展開
第4章 欲望の克服から魂の贖罪へ
第5章 修道院の経済活動
第6章 筆写による古典作品の保存と写本制作
第7章 学知の研鑽と陶冶
第8章 カロリング朝修道院改革の限界とディアスポラ
第9章 新たな霊性の探究と修道院の革新

著者等紹介

佐藤彰一[サトウショウイチ]
1945年山形県生まれ。1968年、中央大学法学部卒、1976年、早稲田大学大学院博士課程満期退学。名古屋大学教授等を経て、同大学名誉教授。日本学士院会員。『修道院と農民―会計文書から見た中世形成期ロワール地方』により日本学士院賞受賞。専攻・西洋中世史。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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出版社内容情報

中世の修道院で成立した「贖罪」は、ヨーロッパ世界に何をもたらしたのか。宗教・経済・文化からヨーロッパ精神の源をとらえる意欲作。

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